チーム名:SSCナポリ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
順位:1位
勝点:90
得点:77
失点:28
総合:★★★★★★★★★☆
監督:★★★★★★★★☆☆
戦術:★★★★★★★★☆☆
組織:★★★★★★★★★☆
戦力:★★★★★★★★★☆
攻撃:★★★★★★★★☆☆
守備:★★★★★★★☆☆☆
主な活躍選手:クヴァラツケリア、オシメン、ジエリンスキ、ロボツカ、Mルイ、キムミンジェ、ラフマニ
総括:
安定して勝ち続けての勝ち点90は、大きな称賛に値する。
ビッグマッチでは手も足も出ずに負けたりしており、最強のチームだったかと言われるとそうでもないが、圧倒的なポゼッションで格下相手に全く取りこぼさずに、勝ち点を大きく積み上げた。
ジエリンスキ、ロボツカ、クヴァラツケリアの次元の違う驚異的なテクニックと安定感による圧倒的なポゼッションで、「横綱相撲」で押し切って勝ち星を積み上げた。
セリエAにおいて、これでもかというくらいにポゼッションで圧倒する戦術を取るのは珍しく、圧倒的な執拗なまでのポゼッションで相手の攻撃機会を奪いつつ、それでいて得点を奪う術を用意できていた。
ロボツカ、ジエリンスキ、クヴァラツケリアの次元の違う驚異的なテクニックを活かして、延々とポゼッションし、クヴァラツケリア、ポリターノ(ロサーノ)の個人技で最後に崩すという、横綱相撲のポゼッションのお手本のような安定感のある攻撃を見せた。
また、控えにラスパドーリ、エルマス、ポリターノ、シメオネ、エンドンベレ、M・オリベラ、ファン・ジェズス等がおり、豪華なベンチだったこと、怪我人がほとんど出なかったことも優勝の大きな要因の一つである。
監督として驚異的な仕事をした、驚異的な戦術を用意した、最強のチームだった、というわけではないが、安定感のあるチームを作り上げ、安定して勝ち点を積み上げたことは称賛されるべきであろう。