親善試合 ACミランvsバルセロナ -4231に狂った監督-

ミラン MF ラインデルス

2023年8月2日

親善試合

ACミランvsバルセロナ

監督:ピオリ シャビ

 

ACミラン

4231

      ジルー

レオン   ロフタスチーク  プリシッチ

   ラインデルス クルニッチ

Tエルナンデス トモリ ティアウ フロレンツィ

      メニャン

 

怪我をしたカラブリアに代わってフロレンツィ。それ以外はユーヴェ戦と同じメンバー。

フロレンツィは両SBができ、良いプレーをしているので、昨シーズンはあまり出番がなかったが、今シーズンは貢献してくれそう。

 

ジルーの所さえ代わりの選手がいて、433なら良いメンバー。

 

バルセロナ

433

      Fトーレス

アブデ       ラフィーニャ

   Fロペス  ペドリ

      ロメウ

Mアロンソ Eガルシア クンデ アラウホ

      ペーニャ

 

【0~15分】

 

ミランはこれまでどおり、4231で高い位置ではある程度プレスに行き、運ばれたらミドルブロック。攻撃は433になり、ポゼッション。

しつこくなるが、攻撃が433なのは良いことだが、守備も433(4141)のほうがどう考えても良い。メンバーや攻撃面は良い。メンバーもジルーの所は変えたいところだが。

 

バルセロナはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

試合は圧倒的にバルセロナペース。

ミランは攻撃面は変わらず良いのだが、守備面が良くない。

4231ではプレスもかけづらく、引いて守っても44のブロック(レオンがほぼ守備をしないため44ですらない)は現代サッカーでは穴だらけの戦術。4231は433と比較して良いことが何もない。

 

レアル・マドリード戦やユヴェントス戦は(開幕前の親善試合ということもあり)「何とか」守れてはいたが、バルセロナはパス回しが上手く、ごまかせてすらいない。

 

セリエAでも格下相手なら何とかなるかもしれないが、433と比較して良いことが何一つないので、433にしない理由が何一つない。意味が分からない。

セリエAでは何とかなるかもしれないと言っても、433と比較して守備の脆弱さにより当然勝ち点は大きく失う。

 

クンデのシュートはポスト。

ギリギリまだ失点はしていないが、ミランは完全にやられている。

バルセロナレベル相手に4231で守れるわけがない。バルセロナがメンバーをだいぶ落としているからまだ耐えてはいるが。

 

レアル・マドリード戦、ユーヴェ戦も酷かったが、ミランは本当に守備が酷い。

433(4141)にしさえすれば、それだけで劇的に変わるというくらいに全く違うので、早くピオリ監督は心を入れ替えたほうが良い。

 

【15~30分】

 

ショートカウンターからラインデルスが抜け出してシュートを打つがペーニャにセーブされる。

 

バルセロナは433で守るため、中盤のスペースをしっかり締められているため、ミラン攻撃の要のラインデルス、ロフタスチークが良い形でボールを受けられず、上手くボールが運べない。バルセロナは裏のスペースはあるので、裏抜けで揺さぶりたいところなのだが、ジルーがCFでは裏抜けがないため、そこが本当に厳しい。

 

プリシッチも裏抜けをするタイプではなく、レオンは裏抜けはできるが、そこまでするタイプではないため、攻撃の基本中の基本である裏が無いというのは本当に厳しい。

 

しかし、ミランは、ラインデルスがバルセロナの守備に対してポジショニングを修正し、ゲームを作り始め、攻撃がある程度上手くいくようになる。ラインデルスは本当に良い選手。

 

【30~45分】

 

カウンターからレオンがドリブル突破してシュートを打つがペーニャがセーブ。

 

試合はバルサが持ち、ミランが引いて守ってカウンターを狙う形が多くなる。

 

前半終了0-0

 

ミランは何とか失点せずに耐えたが、いつ失点してもおかしくない。

攻撃面は良いため、得点の匂いはある。

昨シーズンの何も為す術の無い攻撃、前線とDFラインが完全に分断された酷すぎる守備よりは断然良いのだが、攻撃面は(CFのチョイスを除いて)このままで良いが、守備は明らかに4141にしたほうが良い。

 

【45~60分】

 

バルセロナ

ペドリ→Sロベルト

Fトーレスレヴァンドフスキ

アブデ→Aファティ

Mアロンソ→バルデ

Fロペス→Fデヨング

 

メンバーが変わり、さらにバルセロナペースに。ミランも攻撃面は可能性があるが、やはり守備面が脆い。

 

56分、Aファティがカットインから決める。0-1

 

【60~75分】

 

ミラン

フロレンツィ→カルル

 

バルセロナ

ラフィーニャ→ヤマル

クンデ→デスト

 

ミラン

ティアウ→ケアー

クルニッチ→ポベガ

ジルー→コロンボ

プリシッチ→ロメロ

 

【75~90分】

 

ラインデルスが奪ってショートカウンターからレオンが個人技で突破し、ラインデルスが決定機を迎えるが外してしまう。

 

バルセロナ

ロメウ→カサード

 

ミラン

Tエルナンデス→バルテザーギ

 

バルセロナ

アラウホ→ガリード

バルデ→バッレ

ガルシア→ファイ

 

ミラン

トモリ→サーレマーカース

 

試合終了0-1

 

ピオリ 5.5 攻撃面は良い。あとはCFをどうにかするのと、守備面も433にすること。見てる限りこのまま4231で行きそうだが・・・。攻撃面が433になってることと、メンバーが良くなっていることにより、昨シーズンよりは良くなってはいるが・・・

ジルー 5.0 空気となってしまっていた

レオン 6.5 個人技で良い突破を何度か見せていた

ロフタスチーク 6.0 まずまず良いプレー

プリシッチ 5.5 上手さは見せていたが、守備に追われてそこまで良さは出ず

ラインデルス 7.5 素晴らしいゲームメイクを見せていた

クルニッチ 6.5 安定していた

Tエルナンデス 6.5 攻守において良かった

トモリ 6.0 よく耐えていた

ティアウ 6.0 よく耐えていた

フロレンツィ 6.0 及第点

メニャン 6.5 安定していた

 

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