ACミラン 監督 ステファノ・ピオリ
2023年11月4日
セリエA第11節
監督:ピオリ チョッフィ
442
ヨヴィッチ ジルー
レオン ムサ
ラインデルス クルニッチ
フロレンツィ トモリ ティアウ カラブリア
メニャン
前節からカルル→ティアウ、Tエルナンデス→フロレンツィ、プリシッチ→ヨヴィッチ。
アドリ、ポベガ、ロフタスチーク、ロメロ、オカフォーがベンチ。
まさかの442。
存分に機能しており、インテル戦という例外を除いて全勝で首位を走っていたチームをわざわざ変えていく意味が分からないのだが・・・
433で圧倒的な強さを見せていたのにも関わらず、3バックに変えてみたり、4231に変えたり、442にしたり、試す必要もなく機能しないと分かり切っていることをなぜ行うのだろうか。
352
サクセス Rペレイラ
パジェロ サマルジッチ
ゼムラ ワラシ エボセレ
カバセレ ビヨル ペレス
シルヴェストリ
カマラ、Jフェレイラ、ロヴリッチ、トヴァン、ルッカ辺りがベンチ。
ソッティル監督からチョッフィ監督に変わり2試合目。
ソッティル監督は悪くはなったが、トヴァンとルッカの2トップはないだろう、というとこが良くなかったので、チョッフィ監督に変わり、サクセスを使っているのは良い。サクセスとトヴァンの2トップで良いと思うが。
【0~15分】
ウディネーゼはミドルブロックでカウンター狙い。
ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。
攻撃時は442(ラインデルスをトップ下のようにして4132)、守備時はレオンが守備をしないので、いびつな43(前3人が残る)で守る形。ウディネーゼ相手だからまだ良いが、ピオリ監督はこのスカスカな守備で大丈夫だと思っているのだろうか・・・
フロレンツィのミスからパジェロが決定機を迎えるが外してしまう。
ミランはレオンの個人技くらいしか打開手段がない。
ラインデルスをボランチもしくはインサイドハーフとして使えば色々な攻撃バリエーションが生まれるだろうが、ピオリ監督はどうしてもトップ下を置かなければいけない病のようなので、ラインデルスの持ち味が出ない。
ラインデルスは後ろ目でゲームメイクしながら、間でも受けてボールを推進させることが持ち味の選手だが・・・
昨シーズンのブライム・ディアスもそうだったが、前を向いてスペースで受けて持ち味を発揮する選手をトップ下において、窮屈にプレーさせて、良さを完全に消す理由を聞きたい。
また、チームとしては、前に選手を敷き詰めることで自分たちでスペースを消してしまっている。スペースを消してしまっている上に、レオン以外がジルー、ヨヴィッチ、ムサと個人技やスピード、テクニックのない選手達なので、レオン以外に打開手段がない。
【15~30分】
ラインデルスの絶妙なスルーパスからカラブリアのミドルはシルヴェストリがセーブ。
ラインデルスが下がり目でプレーしている時は良い形になる。トップ下は本当に意味が分からない。
【30~45分】
試合は膠着状態。
ミランはレオンのドリブルからのクロスくらいしかないし、ウディネーゼは全体的なクオリティの問題。
前半終了0-0
ミランは433に戻す必要がある。
ウディネーゼはミランがこのまま機能していないなら、ペレイラに代えてトヴァン、パジェロに代えてロヴリッチを入れるくらいか。
【45~60分】
ミラン(ハーフタイム)
クルニッチ→アドリ
ヨヴィッチ→オカフォー
433だろう。最初からそれで良い。
何と変えずに442のまま。
コーナーからカバセレがチャンスを迎えるが決まらず。
ロングボールをジルーが粘ってラインデルスがほぼGKと1対1になるが決められず。
【60~75分】
62分、カットインしたエボセレをアドリが不用意に足を出して倒してPK。ペレイラが決める。0-1
アドリは守備が・・・
ラインデルス→ロフタスチーク
コーナーからサクセスのヘッドはメニャンがセーブ。
パジェロ→ロヴリッチ
ミランは前半に引き続き全く崩せない、崩す手段がまるでない。
【75~90分】
サマルジッチ→トヴァン
ムサ→ロメロ
サクセス→ルッカ
エボセレ→Jフェレイラ
ゼムラ→カマラ
レオンのクロスからジルーの肩シュートはシルヴェストリがスーパーセーブ。
試合終了
ピオリ 4.0 3試合連続の戦犯。なぜ機能していたものをわざわざ変えるのか
ヨヴィッチ 5.0 厳しい
ジルー 5.5 あまり貢献はできず
レオン 5.5 レオンのドリブル以外何も攻撃手段がなかったのは確かだが、強引な仕掛けでロストするシーンが目立ってしまっていた
ムサ 5.0 右サイドハーフという意味の分からない役割を与えた監督が悪い
ラインデルス 6.0 トップ下という意味の分からない役割を与えている監督が悪い
クルニッチ 6.0 パスコースが無さすぎてどうしようもない
フロレンツィ 6.0 積極的な攻撃参加はしていた
トモリ 6.0 まずまず
ティアウ 6.0 まずまず
カラブリア 6.0 まずまず
メニャン 6.0 まずまず