セリエA第6節 カリアリvsACミラン -危なげなく勝利-

ACミラン MF タイアニ・ラインデルス

 

2023年9月26日

セリエA第6節

カリアリvsACミラン

監督:ラニエリ ピオリ

 

カリアリ

442

      ペターニャ ルヴンボ

ナンデス   マクンブー  スレマナ  ザッパ

アウジェッロ ハツィディアコス ドッセーナ ウィエテスカ

       ラドゥノヴィッチ

 

前節からオベルト→ウィエテスカ、デイオラ→アウジェッロ、アッツィ→ザッパ、ショムロドフ→ペターニャ。

 

ミラン

343

      オカフォー

プリシッチ        チュクウェゼ

  ラインデルス  ロフタスチーク

      アドリ

Tエルナンデス トモリ ティアウ フロレンツィ

     スポルティエッロ

 

前節からケアー→Tエルナンデス、クルニッチ→アドリ、ムサ→ロフタスチーク、レオン→チュクウェゼ、ジルー→オカフォー。

 

前節のほぼ機能しなかった343から433に戻す。賢明な判断(当然ではある)。

 

カリアリが相手ということもあり、大きくターンオーバー。

カラブリア、レオン、ジルーを休ませる。

メニャン、クルニッチは怪我のためベンチ外。

 

アドリ、チュクウェゼ、オカフォーがスタートから見ることができるのは期待。

 

アウェーとはいえ、最弱チームの一つであるカリアリ相手は勝利が必須である。

 

【0~15分】

 

ラインデルスのミドルは惜しくも外れる。

 

ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

カリアリは攻撃時は442で、守備時はルヴンボを右SHに下げ、ザッパを右SBに下げて541で引いて守る。攻撃はカウンター狙い。

 

442で守っても守れるわけがないため、変えるのは良いことだが、541では同様に中盤に蓋ができないので、相手に自由に回されて、ただ引きこもるだけになってしまうと思うし、攻撃が終わるが・・・

 

案の定、カリアリミランにボールを運ばれ放題で、エリア内に人が大量にいるカテナチオになり、押し込まれに押し込まれまくり、防戦一方。こんなので勝てるわけがないが・・・

 

ミランはその自由にできる中盤中央のスペースをラインデルス、アドリが中心となってどんどん崩していく。

 

アドリはこの試合以外でもすでにその才能の高さを見せているので、ぜひ使いこなしてほしいものである。チュクウェゼもオカフォーも使い方さえ間違えなければ大きな戦力になるので、しっかり使いこなしてほしいものである。

 

ミランが目も当てられないほど破壊していく。最後まで見るまでもなく結果が分かり切った試合。

 

ミランは、前節のエラス戦は勝ったからまだ良いものの、本当に433から変える理由がない。

 

【15~30分】

 

変わらずミランが一方的に攻める。

 

オカフォーの決定機はラドゥノヴィッチが止める。

 

29分、スローインの混戦から一瞬の隙をついてルヴンボが決める。1-0

ミランがだいぶ油断していた感が強い。守備が緩かった。

 

ミランは焦る必要はない。十分に崩せている。

 

【30~45分】

 

40分、プリシッチがドリブル突破してあげたクロスをラドゥノヴィッチがファンブルし、オカフォーが決める。1-1

 

45分、ショートコーナーからラインデルスのクロスをトモリが押し込む。1-2

 

チュクウェゼ→ロフタスチークはラドゥノヴィッチに阻まれる。

 

前半終了。1-2

 

ミランは特に修正の必要はないが、オカフォーがほぼ消えているのでもっと中盤に降りさせたり、サイドに流れさせたり自由にやらせて良いと思う。指示で中央にどっしり構えさせていると思うが、カリアリが引いているため裏のスペースはないし、そういうタイプの選手ではないだろうから、あまり縛らなくて良いと思うが・・・

 

また、サイド深くまで運ぶことは非常に容易なので、もっとシンプルにチュクウェゼとプリシッチがどんどん仕掛けて良いと思われる。

 

カリアリはどうしようもない。スタートから352で守備に専念してペターニャとルヴンボに放り込んでいたならワンチャンスもあっただろうが、541で守るのは厳しい。

 

【45~60分】

 

カリアリ

ウィエテスカ→オリスタニオ

得点を奪いに行かなければいけなくなったカリアリは、オリスタニオを右サイドハーフに入れて完全に442にする。守備時は4231。

442ならより破壊されることになるだろう。

 

カリアリは引くのをやめ、いつものラニエリの442のライン守備で、ボールも持つようになる。

 

ミランカリアリのプレスに苦しみ、ボールを失ってショートカウンターを何回か浴びる。攻撃も人数をかけて捨て身で来てるので、早く追加点を決めて沈めたいところ。

 

ミラン

アドリ→ムサ

ラインデルス→ポベガ

アドリは守備面で不安があり、ラインデルスは疲労+休ませる意味での交代だろう。

 

59分、プリシッチのパスからロフタスチークがミドルを決める。1-3

 

【60~75分】

 

カリアリ

ペターニャ→ショムロドフ

スレマナ→ヴィオラ

 

ミラン

チュクウェゼ→ロメロ

プリシッチ→レオン

 

【75~90分】

 

カリアリ

ザッパ→ディパルド

 

ミラン

Tエルナンデス→バルテザーギ

 

カリアリ

マクンブー→デイオラ

 

ミランがパス回しで流して試合終了。

 

カリアリ 1-3 ACミラン

 

カリアリ

ラニエリ 5.0 流石に541は厳しいと思うが・・・

ペターニャ 5.5 

ルヴンボ 7.0 

ナンデス 6.0 

マクンブー 5.5 

スレマナ 5.5 

ザッパ 5.5 

アウジェッロ 5.5 

ハツィディアコス 5.5 

ドッセーナ 5.5 

ウィエテスカ 5.5 

ラドゥノヴィッチ 5.5 

 

ACミラン

ピオリ 7.0 賢明な判断(当然ではあるのだが)で433に戻して危なげなく勝利

オカフォー 6.0 得点こそ奪ったが、カリアリが引いていたこともあり、仕事はあまりできなかった

プリシッチ 6.5 個人技で崩しに貢献

チュクウェゼ 6.5 何度か良いドリブルを見せていた

ラインデルス 7.5 パスワークの中心として君臨

ロフタスチーク 7.5 良い所でボールを受けて良い働きをしていた

アドリ 6.0 守備面は不安が大きかった。攻撃面は球離れの悪さが気になったが、ボールの受け方とパス自体は良かった

Tエルナンデス 6.0 まずまず

トモリ 6.5 安定

ティアウ 6.5 安定

フロレンツィ 6.0 まずまず

スポルティエッロ 6.0 安定

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ海外サッカーランキング

にほんブログ村 サッカーブログ セリエAへセリエAランキング

サッカーblogランキング