ユヴェントス MF ファビオ・ミレッティ
2023年9月16日
セリエA第4節
監督:アッレグリ サッリ
352
キエーザ ヴラホヴィッチ
ラビオ ミレッティ
コスティッチ ロカテッリ マッケニー
ダニーロ ブレーメル ガッティ
シュチェスニー
前節からペリン→シュチェスニー。
あとは同じ。
433
インモービレ
ザッカーニ Fアンデルソン
Lアルベルト カマダ
カタルディ
ヒサイ ロマニョーリ カザーレ マルシッチ
プロヴェデル
前節と全く同じ。
【試合:簡易版】
ユヴェントスはハイラインハイプレスでポゼッション。
今までは、どのチーム相手でも引いて守っていたので、意外。ラインが低すぎることが大きな欠点だったので、改善しているなら相当良い。
試合の最初だけでなければ良いが。
ラツィオはミドルブロック&プレスでポゼッション。
こちらもラインが低くなってしまっていたのが欠点だったが、あまり改善されていない。
お互いに引くとあまり機能しないため、ラインが引くくなった方、押し込まれた方が不利になるゲーム。どれだけラインを保たるかの勝負。
ラツィオは待ち構えて守れるチームではないし、ユヴェントスは戦術上・メンバー上、ラインを高く保たないと良くない。
ユヴェントスは、
①ラインが低すぎる
②メンバー選考がおかしい
③キエーザとヴラホヴィッチの動きが確立されていない
の3つが大きな欠点だったが、②はかなり改善された(ソウレの放出はあり得ないし、ラビオじゃないほうが良いとは思うが)
③は微妙だがマシにはなっている。
そして、①もこの試合ではこれまでのところはクリアしてる。
この三つさえクリアしているなら、普通に強い。
ということで、ある程度クリアしているユヴェントスが優勢に進める。
ラツィオは待ち構えてしまっているし、ポゼッションも全くできていない。
ラツィオは、
①インモービレのCFが良くない
②待ち構えて守備をしてしまっている
③ポゼッションを徹底できていない
の3点が大きな欠点だったが、全く変わっていない。
ナポリと同じで「ずっと俺のターン」をしていた昨シーズンは安定した強さがあったが、今シーズンは②と③ができていないため、良くない。
①は選手を変えれば良いだけの話ではあるが、元大エースなので変えづらいのかもしれない。
ラツィオはこの試合でもやはり待ち構えてしまっている。良くない。
ユヴェントスが攻め立てる。
10分、ショートカウンターからロカテッリのパスをヴラホヴィッチが決める。1-0
ユヴェントスが攻め、ラツィオはユヴェントスのハイラインハイプレスの前にどんどんボールを失う。
ラツィオはちょっと縦に急ぎすぎなので、昨シーズンのように執拗にポゼッションして良いと思うが・・・
執拗なポゼッションが良いかどうかは置いておいて、ナポリもそうだが、それがアイデンンティティで、むしろそれしかないといった両チームだったので、それがないならただのあまり強くないチームだが・・・
ただ、この試合においては、ユヴェントスのハイラインハイプレスが良いというのもある。
ユヴェントスはこれをこの試合も、この先の試合も続ける必要がある。
しかし、ユヴェントスは引いてしまう。いつもの532の良くない守備に戻る。
ハイラインハイプレスは最初の15分の決めごとだったのか、1点リードしたからか、ラツィオのゴールキックからはハイラインハイプレスをするという決めごとなのか分からないが、非常に残念。
よって、ラツィオも普通に攻めることができるように。
25分、キエーザが決める。2-0
ユヴェントスの守備が良くなくなったとしても、結局ラツィオもポゼッションの徹底及び引いて守る守備が改善されていないので、結局こうなる。
こうなるとラツィオペース。
前半終了
ユヴェントスはラインを高くする必要がある。あまりにも低すぎる。最悪2点差だからこれでやるにしても、カウンターの方法は確立しないといけない。キエーザがサイドに張りすぎてカウンターがあまり機能していない。もっと中に留めさせないといけない。
キエーザはこんなにサイドに流れてしまうなら左ではなく右の方が良いと思うが。
カウンターの展開なら尚更キエーザは右の方が良い。
ラツィオはCFをFアンデルソンにする、ラインを高くしてプレスもする、縦に急ぎすぎないで押し込むことが必要。もう2点差で、最初からやらなければあまり意味はないが。
【後半:簡易版】
ヒサイ→ペッレグリーニ
カタルディ→ロヴェッラ
コーナーからラビオが決定機を迎えるがプロヴェデルがセーブ。
今日は珍しくアッレグリが冴えている。
この左右の入れ替えと、ラツィオのゴールキック時にハイラインハイプレスをするのは良い采配(普段のラインも高くするべきなのだが)。
試合は変わらずユヴェントスがドン引きしているため、ラツィオが攻め立てる。
とてもではないがビッグクラブの守り方ではない。
ビッグクラブではなくともこの守り方では駄目だが・・・
ミレッティ→ファジョーリ
コスティッチ→カンビアーゾ
64分、ショートカウンターからLアルベルトが見事なミドルシュートを決める。2-1
67分、マッケニーのロングパスをヴラホヴィッチが見事なトラップから決める。3-1
インモービレ→カステジャノス
マッケニー→ウェアー
Fアンデルソン→ペドロ
鎌田→ゲンドゥージ
キエーザ→ミリク
ヴラホヴィッチ→Mキーン
試合終了
アッレグリ 6.0 勝ちこそしたし、良くはなってはいるが、532で引いて守っている、カウンターが確立されていない、キエーザのポジショニングを直せていないのは良くない
キエーザ 6.5 プレー自体は悪くなかったが、サイドに流れすぎである
ヴラホヴィッチ 7.5 2得点。他のプレーもまずまず
ラビオ 5.5 良くはない
ミレッティ 7.0 良いパス捌きをしていた
コスティッチ 7.0 良かった
ロカテッリ 7.0 だんだん良くなってきている。このプレーを続けたい
マッケニー 6.5 良かった
ダニーロ 6.5 良かった
ブレーメル 6.5 良かった
ガッティ 6.5 良かった
シュチェスニー 6.0 可もなく不可もなく
サッリ 4.5 待ち構えている守備、徹底できないポゼッション、CFが良くない
インモービレ 5.0 厳しい
ザッカーニ 6.5 コンディションが上がってきている
Fアンデルソン 5.5 良くはなかった
Lアルベルト 6.5 ユヴェントスが引いてからは良かった
鎌田 6.0 ユヴェントスが引いてからはまずまず
カタルディ 5.5 ハイプレスに対応できなかった
ヒサイ 5.5 良くはなかった
ロマニョーリ 5.5 良くはなかった
カザーレ 5.5 良くはなかった
マルシッチ 5.5 良くはなかった
プロヴェデル 5.5 良くはなかった