セリエA第2節 ユヴェントスvsボローニャ -持て余す戦力-

ボローニャ FW ジョシュア・ザークツィー

2023年8月27日

セリエA第2節

ユヴェントスvsボローニャ

監督:アッレグリ モッタ

 

ユヴェントス

352

    キエーザ   ヴラホヴィッチ

     ラビオ  ファジョーリ

カンビアーゾ   ロカテッリ    Tウェアー

   Aサンドロ ブレーメル ダニーロ

        ペリン

 

開幕節からシュチェスニー(怪我)→ペリン、ミレッティ→ファジョーリ。あとは同じ。

 

前線の人選、中盤の人選が不安だが・・・

 

352でキエーザを使っている時点で昨シーズンとは比べ物にならないほど良いのだが、守備が引きすぎる時があること、ソウレをFWで使っていないこと、ロカテッリのゲームメイク、コスティッチとミレッティ(マッケニー)を出していないことが課題、問題点。

 

ボローニャ

4231

    ザークツィー

オルソリーニ ファーガソン エンドイェ

   モーロ エイビシャー

リコヤニス ルクミ ベウケマ ポッシュ

    スコルプスキ

 

開幕節から、ボランチのドミンゲス→オルソリーニで、ボランチにモーロが入り、オルソリーニを左WG、エンドイェを右WG、ファーガソンをトップ下に。

 

オルソリーニはいつもは右WGだが、カウンターメインで戦いたいから両サイドに逆足の選手ではなく、逆なのか。

 

オルソリーニがスタメンなだけ開幕節より断然良い。ザークツィーも良いため、まずまずといったところか。昨シーズンにより近い形となった。

 

開幕節は、ユヴェントスウディネーゼに3-0で勝利。ボローニャミランに0-2で完敗した。

 

【0~15分】

 

ボローニャは4231でミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

ユヴェントスは、352でミドルブロックでポゼッション。

ラインが低い。アッレグリがラインが低いのが好きというのもあるだろうし、ブラジル人CBはラインが取れないので、ずるずる下がる。

 

ウディネーゼ戦は3-0になるまではラインも丁度良くて良かったのだが、この試合はスタートから相当怪しい。

間違いなく修正した方が良い。これでは圧倒できないし、大して強くない。

 

【15~30分】

 

ユヴェントスは、352のストロングポイントでもあり、4231の守備の弱点でもある中盤中央のスペースでインサイドハーフが間で受けるということをしたいが、ラビオは足元の技術がないのでそれはできなく、ファジョーリもできていないので、インサイドハーフにマッケニーとミレッティがほしい。

 

しかし、アッレグリは筋肉優先でスタメンを選ぶ監督なので、あまり期待できない。352なら誰がやっても守備はそこまで変わらず固いため、そこまで気にしなくて良いのだが・・・

 

ユヴェントスは守備においても攻撃においても問題点が多すぎる。

普通にボローニャが押す。

 

352

     ソウレ  キエーザ

    ミレッティ   マッケニー

コスティッチ    誰か     ウェアー

   Aサンドロ ブレーメル ダニーロ

       シュチェスニー

 

が「おそらく」ベストメンバーだろう。アンカーは色々試してみて一番良い選手。変わらないならロカテッリではない。

 

ユヴェントスの守備が良く無さすぎて、攻撃も良くないため、普通にボローニャが優勢。

 

カウンターからエンドイェのシュートはペリンがセーブ。

 

23分、その引きすぎてやられたい放題の守備から、中盤を余裕をもって使われてファーガソンが決める。0-1

 

ユーヴェは早く修正しないとまずい。

アッレグリがやれそうな、やりそうな修正で言うなら、ラインを高くすること、ファジョーリ→ミレッティ、カンビアーゾ→コスティッチだろうか。あとはウェアーも良くないので、もっと単純に縦に走るで良い。

 

ファジョーリのミスからのショートカウンターで最後はファーガソンが打つが惜しくも外れる。

 

【30~45分】

 

ユヴェントスは、ラビオとロカテッリが流動的になりながら、その中盤のスペースを使い始めて、良い攻撃になり始める。また、ボローニャがリードして引き始めたというのもある。

 

ユヴェントスが押し込むようになる。

 

前半終了0-1

 

ユヴェントスの修正点は前述のとおり。ラインを高くして、ファジョーリは変えた方が良い。

本当はヴラホヴィッチ、ラビオ、ロカテッリ、カンビアーゾも変えた方が良いが。この試合で言えばウェアーもか。

 

ボローニャはリードしてから引き始めたが、良くないのでラインは高くした方が良い。流石に引きすぎている。

 

あとは、ユヴェントスがこのまま修正しないなら、ハイラインハイプレスに変更すれば嵌められると思う。

 

【45~60分】

 

変わらずユヴェントスが押し込む。ボローニャは引きすぎている。

 

51分、コーナーの流れからクロスをブレーメルが折り返し、ヴラホヴィッチが流し込むが、VARでオフサイドオフサイドポジションにいたラビオがGKのブラインドになったという判定。

 

ウェアーの良いミドルはスコルプスキがスーパーセーブ。

 

また、ユヴェントスは守備も前からプレスに変更。しかし、根本的に相手に持たれたらラインが下がってしまうことは変わっていない。

このまま押し込み続ければいつか点は入るとは思うが。

 

問題点としては、キエーザがサイドに流れすぎなのと、中盤のクオリティ不足。

 

ボローニャ

モーロ→ドミンゲス

オルソリーニ→カールソン

リコヤニス→コラッツァ

 

【60~75分】

 

ユヴェントス

ファジョーリ→ポグバ

カンビアーゾ→イリングJ

 

ユヴェントス

キエーザ→ミリク

 

ボローニャに流石にPKが与えられるだろうシーンがあるが、PKはなし。

 

【75~90分】

 

80分、イリングJのクロスにヴラホヴィッチが頭で合わせる。1-1

 

ユヴェントス

ウェアー→マッケニー

ロカテッリ→イルディズ

 

ボローニャ

エイビシャー→アズジー

 

ボローニャ

エンドイェ→ファビアン

 

試合終了1-1

 

ユヴェントス

アッレグリ 5.0 メンバー選考、守備ラインの低さが課題・問題点

キエーザ 5.5 ボローニャが相当引いていたというのもあるが、サイドに流れすぎていた

ヴラホヴィッチ 6.5 同点ゴールは良かったが、そのほかのプレーが良いかというと微妙

ラビオ 5.5 技術が足りないので、良い選手になれるかは周りとの組み合わせ次第、チーム次第であるが、アッレグリは今のところ使いこなせてはいない(寵愛しているが)

ファジョーリ 5.0 ほとんど仕事はできなかった

カンビアーゾ 5.0 良くない

ロカテッリ 5.0 ゲームメイクができていなさすぎる

Tウェアー 5.0 中に入りすぎていた

Aサンドロ 6.0 良くはなかった

ブレーメル 5.5 ザークツィーにポストプレーをさせすぎていた

ダニーロ 6.0 良くはなかった

ペリン 5.5 良くはなかった

 

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