ジェノア DF ラドゥ・ドラグシン
2023年11月10日
セリエA第12節
監督:ジラルディーノ Mバローニ
352
グズムンドソン エクバン
ストロートマン フレンドルップ
ハップス バデリ サベッリ
バスケス バーニ ドラグシン
マルティネス
マリノフスキーがベンチ。
最近はレテギの離脱もあり352を使用しているジェノア。
しかし、良くない。
DF陣と中盤に足元の技術が足りないので、352でポゼッションは厳しいものがある。352でカウンターも、中盤とFWのタイプ的に厳しい。
グズムンドソンが完全にトップ下タイプの選手のため、352の2トップだとそこまで良くない。
守備も、352の守備ができているかというとあまり良くない。
素直に433もしくは4312が良いと思うが・・・
352
ジュリッチ ボナッツォーリ
ススロフ フォロルンショ
ドイグ オングラ テッラッチャーノ
アミオネ ヒエン マニャーニ
モンティーポ
ドゥダ、エンゴングがベンチ。エンゴングがいないと厳しいだろう。
この2トップはあまりにも機動力が無さすぎて微塵も機能しないと思うが・・・
【試合:簡易版】
エラスはミドルブロック&プレス。攻撃はこの2トップでは何もできないので、何がしたいのか良く分からない。
ジェノアはハイラインハイプレス気味のミドルブロック&プレスでポゼッション。
ジェノアがずっとボールを持つ展開。
セリエAの中でも、最高クラスに中盤より後ろがテクニックのない2チームの対戦であり、お互いにポゼッションが完全に終了している。
お互い監督の力量(戦術)と特徴のある選手の組み合わせで何とかしていたチームだが、今日は両チームとも良くない戦術・メンバーなので、圧倒的にグダグダ。両チーム何も生まれない。
ジェノアはこのメンバーで352のポゼッションは無理があるし、エラスはこの2トップでは何もできない。
加えて、お互いに監督の力量はあるだけに守備はしっかりしており、しかも両チームとも守備の固い352(ジェノアの352の守備は良くないが)。
エラスはお手本のような352の守備を見せる。ジェノアの攻撃が良くないというのも勿論あるが。
エラスのMバローニ監督は、433、343、352と、選手に合わせてどれも無難に機能させている(あくまで無難にだが)。
(今日はこの2トップはあり得ないが・・・)
両チーム攻撃で何も生まれないことが分かり切っており、果たしてこの試合を見る価値があるのだろうか・・
エラスはジェノア以上のグダグダのポゼッションで、後ろで回して苦し紛れに放り込んでボールを失う、を繰り返す。このメンバーでポゼッションはいくら何でも無理がある。ただし、カウンターをしようにもこの2トップでは無理。
ジェノアも同様に何も生まれない。
お互いに相手のパスミスからの攻撃や、セットプレー、(ジェノアは)カウンターくらいしか得点が生まれる気はしない。
ジェノアはマリノフスキーを中盤で使えばほんの少しはマシになるのだが、今日はベンチ。
最初のハイライトシーンが42分(セットプレー)という地獄絵図。
44分、ハイボールの混戦からドラグシンが決める。1-0
試合終了
ジェノアは433か4312にするべき。
エラスは相手によっては352でも良いが、352の場合は2トップをまともな選出にしなければいけない。基本は343で良いと思うが。