セリエA第9節 アタランタvsジェノア -久しぶりに帰ってきたベルガモの雄-

アタランタ FW アデモラ・ルックマン

 

2023年10月22日

セリエA第9節

アタランタvsジェノア

監督:ガスペリーニ ジラルディーノ

 

アタランタ

343

       スカマッカ

 ルックマン       デケテラーレ

ルッジェーリ エデルソン デローン ザッパコスタ

  スカルヴィーニ ジムシティ トロイ

       カルネセッキ

 

今まで全く機能していなかった3412を頑なに続けていたが、ついに343にする。

 

ジェノア

352

  グズムンドソン エクバン

   マリノフスキー トルスビー

ハップス  フレンドルップ  サベッリ

  バスケス バーニ ドラグシン

      レアーリ

 

マルティネスが出場停止のためレアーリがGK。

 

今回はいつもの433ではなく、何度か使用している352を選択。

今まで352が機能することはなかったが・・・

 

【試合:簡易版】

 

ジェノアはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

アタランタもミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

本当に分かり切っていることではあるが、アタランタが全く別のチーム。3511や3412とは比べ物にならないほど機能する。

アタランタが押す。

 

アタランタは本当に素直に343をやっていれば強い。

守備はラインをもう少し高くして、プレスももっとかければもっと良くなるだろうが、攻撃は格段に機能している(3412や3511が機能するわけがない)

 

ジェノアは攻撃も守備も機能していないわけではないが、良くはない。

 

攻撃においては、マリノフスキーをコンバートして中盤が多少は良くなっているとはいえ、まだDF陣と中盤に足元の技術が足りないので、352でポゼッションをするのは厳しいものがある。

 

FWについてもグズムンドソンが完全にトップ下タイプの選手のため、352の2トップだとそこまで良くない。

 

守備は、352の守備ができているかというと微妙で、スライド、密集が足りていないため、横に広がりすぎてスペースが生まれてしまっている。アタランタが343に変えたため、幅を取られてしまっているというのもあるが。(フィオレンティーナ戦でも352で横に広がりすぎて崩壊していたので、この試合だからというよりは、352の戦術をそこまで使いこなせていない方が強い。)

 

そういうわけで、アタランタペース。

ジェノアは433から352に変えてしまってあまり良くない。アタランタは3412から343に変えて格段に良くなっている。

 

ただ、アタランタは3トップについて、スカマッカとデケテラーレの同時起用はあまり良くない。二人ともワントップで活きる選手なので、どちらかで良い。

左からムリエル(ルックマン)、スカマッカ(デケテラーレ)、ルックマン(ミランチュク)で良い。

(それでも今までの3412よりは何倍も良い)

 

アタランタがずっと押し込みチャンスも多く作るが、中々決まらない。

ジェノアはこれでは得点が取れる気はしない。

 

70分、クロスをルックマンが押し込む。1-0

 

95分、カウンターからエデルソンが決める。2-0

 

試合終了

アタランタ2-0ジェノア

 

アタランタはずっと343を続けるべき。昨シーズンからずっと言っているが・・・

 

ジェノアは基本4312、強豪相手には433とするべき。

 

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