セリエA第12節 サッスオーロvsサレルニターナ -攻守崩壊vs守備崩壊-

サレルニターナ FW ルーム・チャウナ

 

2023年11月10日

セリエA第12節

サッスオーロvsサレルニターナ

監督:ディオニージ Fインザーギ

 

サッスオーロ

4231

     ピナモンティ

カスティジェホ デフレル ベラルディ

  トルストヴェット ボロカ

ビーニャ フェッラーリ エルリッチ トルヤン

      コンシーリ

 

ロリエンテがベンチ。4231は攻守において全く機能していないので、昨シーズンまでの433に早く戻さないと(戦力の関係で下の方にもっと酷いチームはいるが)、中々危うい。

 

サレルニターナ

433

     イクウェメシ

  ディア      チャウナ

  Lクリバリ マッジョーレ

      ボヒネン

マッツォッキ ピローラ ファシオ ダニリウク

      オチョア

 

F・インザーギ監督になり、戦術や選手を色々試している段階のサレルニターナ

 

パウロ・ソウザ監督の時は、守備は悲惨、攻撃はまずまずだったが、(昨シーズンも迷走が多かったが)迷走し始めて攻撃もあまり良くなくなっていた。迷走しすぎていたため、監督は交代で良かっただろう。

 

Fインザーギ監督になり、今のところ、守備は良くないままだが、それは所属選手の問題も大きいため、よほど良い監督でないと割とどうにもならないのだが、攻撃をどう機能させていくか、守備をどこまでごまかせるかが鍵。本当に監督次第。

 

【試合:簡易版】

 

サッスオーロはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

サレルニターナもハイラインハイプレスでポゼッション。

 

5分、非常に簡単にイクウェメシが裏を取って決める。0-1

サッスオーロの守備は相変わらず悲惨。4231でハイラインハイプレスは無理がある。

ただし、サレルニターナの守備も良くはない。

 

サッスオーロの攻撃が悲惨(4231が悲惨)というのもあるが、サレルニターナが強度の高いプレスで主導権を握っていく。

しかし、サレルニターナはプレスが強いのは良いが、DFラインが個人能力が低いことも含め、かなり危うい。ライン管理、スペース管理が相当まずい。

 

また、サレルニターナは(サッスオーロの守備が酷いというのもあるが)、身体能力の高いアフリカ系の3トップは中々良い。ただ、本当に守備が残念。

 

カスティジェホのシュートはオチョアがスーパーセーブ。

このチームは守備が悲惨すぎてオチョアの出番が本当に多い(オチョアが派手で目立つというのもあるが)。

 

サッスオーロの攻撃はほぼ機能していないが、サレルニターナはDFラインと中盤がスペースとラインを全く管理できていないので、縦パスやロングボール一発でスペースを突かれ、一発でひっくり返っている。

 

攻撃は選手含め中々良いので、守備を整備できれば・・・といった形。

 

上手いこと433でのハイラインハイプレス、運ばれたら4141でブロックを作る、を切り替えて、攻撃は速い攻撃で3トップの身体能力を活かして、人数をかけて雪崩れ込む攻撃ができれば良いチームになりそうだが、今のところ、守備はプレスはまだ良いが、ブロックが全く整備できていない。

 

サッスオーロは433に戻さないと攻撃も守備も話にならない。

 

16分、チャウナのスルーパスにディアが抜け出し追加点。0-2

 

サッスオーロは本当に話にならない。4231はあまりにも欠点・欠陥がありすぎる。現代サッカー、セリエAでは全く通用しない。2点ともあまりにも簡単に崩されすぎている。サレルニターナはただ普通の攻めをしていただけなのに、穴だらけで単純に・簡単に得点を奪った。

 

4231は中盤中央が使われ放題であり、バイタルも空いてしまうので、構造上、どんな戦術を取ろうが守りようがない。攻撃も、流動的になりようがないフォーメーションなので、どうにもならない(頑張ればどうにかはなるが、433で良いとしかならない)。

 

4231の唯一の長所を上げるとしたら、選手一人一人の役割がはっきりしており、非常に単純な戦術なため、扱いやすいというくらいである(そのため、資金にものをいわせてあまりにも強大なスカッドを誇るチームなら何とかはなる)。

 

サレルニターナは、攻撃はこの3トップは良い。あとは守備。

守備もやろうとしていること、戦術はそこまで悪くはないが、選手の能力の問題もあるだろうが、組織が全く付いて行っていない。

 

2点リードしたので、サレルニターナは引いてカウンター狙い。

 

サレルニターナは引いて守っているが穴だらけ。選手の能力の問題も非常に大きいが、監督も守備が整備できていない。

 

36分、ベラルディのクロスの折り返しをトルストヴェットが押し込む。1-2

 

52分、ビーニャのクロスをトルストヴェットが決める。2-2

 

サレルニターナの守備は、ラインもめちゃくちゃ、中盤の守備もまずい、対人能力もまずい、クロス処理もまずい、と非常に脆すぎる(今に始まったことではないが)。よほど守備整備が上手い監督ではないと厳しい。

 

試合終了2-2

 

サッスオーロ

ディオニージ 4.5 4231は攻撃も守備もまずすぎる。

 

サレルニターナ

Fインザーギ 5.5 攻撃は良い。この3トップは中々。しかし、守備が相変わらずお粗末すぎる。

 

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