セリエA第24節 ASローマvsインテル -狼と蛇-

ローマ DF ディーン・ハイセン

 

2024年2月10日

セリエA第24節

ASローマvsインテル -狼と蛇-

監督:デ・ロッシ Sインザーギ(ベンチ外)

 

ASローマ

433

      ルカク

エルシャーラウィ       ディバラ

  ペッレグリーニ クリスタンテ

      パレデス

アンヘリーニョ ハイセン マンチーニ カーズドープ

      パトリシオ

 

前節からジョレンテ→ハイセン。

 

ベンチにはジョレンテスモーリング、スピナッツォーラ、チェリク、ボヴェ、バルダンツィ等。

 

右SBにチェリクかスピナッツォーラ、右インサイドハーフにバルダンツィかボヴェを起用した方が良いと思うが・・・

 

ついにスモーリングがベンチに戻ってきた。

ハイセンも加わり、CBは厚くなってきた。

 

ハイセンは非常に有望な選手なので、ローンではなく買取が望まれるが、ユヴェントスが売ってくれるかどうか。

 

アンヘリーニョも非常に良い選手で、バルダンツィも獲得できており、冬の移籍市場では良い補強ができた。

FWは圧倒的に足りないが・・・

 

ユヴェントスはソウレ、ユルディズ、ハイセンと超新星の若い有望な選手が多く、それ以外にも多く良い若手選手がおり、チームは非常に良い仕事をしている。

 

インテル

352

    ラウタロ Mテュラム

    ムヒタリアン バレッラ

ディマルコ   チャルハノール   ダルミアン

  バストーニ アチェルビ パヴァール

       ゾマー

 

前節から変わらず。

 

デフライ、ビセク、Cアウグスト、ドゥンフリース、アスラニ、アルナウトヴィッチ、サンチェス等がベンチ。

 

【0~15分】

 

早速ルカクのチャンスメイクからエルシャーラウィがシュートを放つが、ゾマーがファインセーブ。

 

ローマはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

インテルもミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

序盤はローマが押し込んで攻め立てていく。

 

本当にモウリーニョ監督の時とは全く別のチームで素晴らしい。

 

モウリーニョの時よりは断然良いのだが、選手選考をもっと良くする、選手を上手く使う、守備の整備等、これからのデ・ロッシ監督の仕事ぶりには注目である。

 

ローマが華麗なパスワークで攻め立てるが、インテルは守備が固く、カウンターが強力なので、ローマはそこに注意したいところ。

また、どうしても選手個々の力はインテルが圧倒的。

 

ハイセン、アンヘリーニョ、ペッレグリーニが足元が上手いため、左からの攻撃が良い。

右がカーズドープ、クリスタンテなのが残念なので、そこを違う起用にしてほしいところだが・・・

 

インテルはローマの華麗なパスワークにも苦しむが、ローマの守備にも苦しむ。

 

段々とインテルも慣れてきて試合内容も互角の展開に。

試合内容が五分に近いと、選手個々の力の差が出てきてしまって、ローマは厳しい。

 

【15~30分】

 

17分、コーナーからパトリシオの判断ミス?もあり、アチェルビが頭で決める。0-1

 

セリエAにはプロヴィンチャ(小クラブ)にも良質なGKが溢れているので、GKは獲得した方が良さそうであるが・・・

 

どちらかというとローマがボールを握り、インテルがカウンターを狙う展開。

 

28分、ペッレグリーニの素晴らしいFKからマンチーニが頭で決める。1-1

 

本当にペッレグリーニの合わせるセットプレーは尋常ではない。歴代最高と言っても過言ではないくらいに素晴らしい。

 

ペッレグリーニを全く使っていなかったモウリーニョ時代にはない、セットプレーの強みがあるのが良い(フィールドプレーヤーとしても、インサイドハーフなら素晴らしい選手。モウリーニョは昨シーズンはできるはずがないトップ下やWGで使い、今シーズンは全く起用しなかった)。

 

【30~45分】

 

ホームとはいえ、今のインテルとここまで互角に戦えるチームは中々ない。

(戦力で言えばミランユヴェントスアタランタナポリは互角に戦えるが・・・)

 

44分、カウンターから、ペッレグリーニのパスをエルシャーラウィが決める。2-1

 

前半終了2-1

 

ローマはカーズドープとクリスタンテの所を変えたい。

技術が無さすぎてこの二人だけ明らかに浮いている。

 

インテルは、(やらないと思うが)アスラニやアルナウトヴィッチの投入でボールを上手く動かしたい。

後はドゥンフリースの投入。

 

あとは、いつものことだがラインが低いので、高くしたい。

 

【45~60分】

 

49分、クリスタンテとパレデスが抗議している間にFKでリスタートを切られ、カウンターになり、人数が足りなく、ダルミアンのクロスをテュラムが決める。2-2

何やってるんだか・・・

勿体ない。

 

インテルはラインを高くし、プレスを強めて、押し込んでいく。

良い修正。

 

インテルが攻め立てていく。

 

55分、ムヒタリアンのクロスをテュラムが決める。2-3

 

パヴァールのミドルはポスト。

 

【60~75分】

 

ローマ

アンヘリーニョ→スピナッツォーラ

クリスタンテ→ボヴェ

 

ローマはリードされたのでハイラインハイプレスに変更。

 

ローマが攻勢に出る。

代わりに、守備が空いているので、インテルもカウンターが刺さる。

 

インテル

アチェルビ→デフライ

怪我。

 

エルシャーラウィのパスに抜け出したルカクがGKと1対1になるが決められず。

 

スピナッツォーラのクロスにルカクが合わせるが決められず。

 

インテル

ディマルコ→Cアウグスト

ラウタロ→アルナウトヴィッチ

ダルミアン→ドゥンフリース

 

【75~90分】

 

ローマ

ペッレグリーニ→バルダンツィ

エルシャーラウィ→ザレフスキ

 

ローマが攻め立てていく。

バルダンツィはやはり素晴らしい。スタメンでインサイドハーフで使った方が良い。

 

ローマ

ディバラ→アズムン

 

インテル

テュラム→サンチェス

 

93分、ローマが捨て身の攻撃に出ているところ、カウンターからバストーニが決める。2-4

 

試合終了

ASローマ2-4インテル

 

スコアこそ差がついたが、ローマは良かった。

4失点も試合内容や守備が悪くて、というものではない。

 

インテルはこの試合で勝てたのは大きい。

 

ASローマ

デ・ロッシ 7.0 内容は良い。あとはクリスタンテとカーズドープのところの選手選考

ルカク 6.5 アチェルビに大分抑えられていたが、それでもまずまず活躍

エルシャーラウィ 7.0 パスの引き出しや裏抜けで貢献

ディバラ 7.0 崩しに貢献

ペッレグリーニ 7.5 2アシスト

クリスタンテ 5.0 中盤での起用は本当に厳しい

パレデス 6.5 無難にパスを捌き続けた

アンヘリーニョ 7.5 ポジショニングとパスが抜群に良い

ハイセン 6.5 特に攻撃面で大きく貢献

マンチーニ 6.5 奮闘

カーズドープ 5.0 厳しい

パトリシオ 4.5 厳しい

 

インテル

Sインザーギ 6.5 内容的にはそこまで良くはなかったが、しっかり勝利

ラウタロ 6.5 いつもよりも下がり目でプレーし、良く絡んでいた

テュラム 7.0 2ゴールは良かったが、得点以外はパッとせず

ムヒタリアン 7.0 安定の良さ

バレッラ 6.0 まずまず

ディマルコ 6.0 まずまず

チャルハノール 5.5 もう少しボールを落ち着かせたかった

ダルミアン 6.0 まずまず

バストーニ 6.5 良かった

アチェルビ 6.5 ルカクを良く抑えていた

パヴァール 6.0 まずまず

ゾマー 6.0 悪くはなかった

 

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