チーム名:ジェノアCFC
順位:11位
勝点:49
得点:45
失点:45
総合:★★★★★☆☆☆☆☆
監督:★★★★★★★★☆☆
戦術:★★★★★★★★☆☆
組織:★★★★★★★☆☆☆
戦力:★★★★☆☆☆☆☆☆
攻撃:★★★★☆☆☆☆☆☆
守備:★★★★★★☆☆☆☆
良かった点:監督が素晴らしかった。
悪かった点:戦力。
〇総括
昇格組であり、非常に脆弱な戦力だったが、監督がとにかく素晴らしかった。ジラルディーノ監督は、新米監督でありながら、圧倒的な才能、素晴らしい戦術家の面を見せ、非常に明るい未来を見せてくれた。戦力で言えば、非常に良くなく、下手な監督なら間違いなく降格争いであった。
中盤の構成、選手選考、守備の仕方等、まだまだな部分も散見されたが、それでも、新米監督でありながら、十分な才能を見せた。
守備については、352の守備が完璧だったかと言えばそうではなかったが、戦術について十分に良く考えられていることが見て取れた。ジェノアの脆弱な戦力で45失点は非常に立派であり、いかに監督が優秀だったかが分かる。また、352は微妙だったが、433では完璧な守備戦術を披露していた。メンバーで言えば守備陣も中盤も良くはなかったが、監督がとにかく良かった。
攻撃については、FWのグズムンドソンがほぼ一人で頑張るだけであり、特にシーズン前半戦はほとんど機能していなかったが、ジラルディーノ監督もどんどん成長していき、最適解であったグズムンドソンを中盤で使うという戦術にも辿り着いていた。戦力の関係もあり、攻撃がそこまで良かったわけではないが、ジェノアのDF陣と中盤がビルドアップができない選手しかいなかったことを考慮すれば、非常に良くやった方だとも言える。
移籍市場については、異常なくらいにパスが上手いビルドアップの要だったGKのJ・マルティネスがインテルに移籍してしまい、WBのスペンスとハップスも退団。(そこまで関係ないが)中盤のストロートマンも退団。テクニックのある中盤及びFWの補強が必須だが、今後に注目である(グズムンドソン、マリノフスキー、メシアスを中盤で上手く使うならFWだけで良い。CBとWBも本当は欲しい)。