【カルチョ総括】フロジノーネ・カルチョ -絶対的エースの存在と監督の迷走-

 

チーム名:フロジノーネカルチョ

監督:エウゼビオ・ディ・フランチェスコ

順位:18位

勝点:35

得点:44

失点:69

総合:★★★☆☆☆☆☆☆☆

監督:★★★★☆☆☆☆☆☆

戦術:★★★★☆☆☆☆☆☆

組織:★★★★☆☆☆☆☆☆

戦力:★★★★★☆☆☆☆☆

攻撃:★★★★★☆☆☆☆☆

守備:★★☆☆☆☆☆☆☆☆

 

良かった点:ソウレが凄かった。

悪かった点:監督が途中で迷走し始めた。途中から変な戦術を使っていた。選手選考。

 

〇総括

 昇格組でありながら、セリエBを優勝しただけあり、戦力は整っており、監督も「下の方で安定している」ディ・フランチェスコ監督、セリエAでMVP級の至宝マティアス・ソウレがいたが、降格してしまった。序盤は安定して勝ち点を積み重ねていたが、中盤、終盤にかけてディ・フランチェスコ監督が完全に迷走し始め、最終的には逆転での降格となってしまった。

 降格するような戦力ではなく、当初は良いサッカーをしていたが、次第に監督が迷走し始め、守備の崩壊を止められなく、攻撃戦術もいまひとつ、組織力もいまひとつで、選手選考も良くない、というように監督が途中から完全に迷走した結果、降格してしまった。

 この戦力で降格は非常にもったいなかった。

 

 守備については、当初は4141であったこと、パスワークが安定していたため、守備についても良かった。しかし、監督が途中から中盤及び前線のメンバーをいじり、攻撃があまり機能しなくなり、それに伴い、守備機会の増加やボールの奪われ方が悪くなり、守備も崩壊し始めた。守備のメンバーの戦力自体は良くはなかったので、攻撃が機能しなくなると、守備もごまかせない。

 

 攻撃については、とにかくマティアス・ソウレが凄かった。ユヴェントスアッレグリ監督が相当な偏食家のため、レンタルに出されたが、昨シーズンから既にセリエAでもMVP級の実力を持つ、カンピオーネである。

 当初は、433で、バレネチェア、ハルイ、カーゾ、ソウレを中心に素晴らしいパスワーク、カーゾやハルイ、ソウレの個人技により、良いサッカーをしていた。

 しかし、その後(一時怪我等での離脱もあったろうが)カーゾやハルイを使わなくなり、攻撃が機能しなくなり、それに伴い守備も気にし始めたのか、433以外も使用し始め、全く機能しなくなっていった。

 その後は、メンバーや戦術が機能するものに戻ることはなく、迷走し続け、ついには降格となってしまった。

 

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