フロジノーネ FW マティアス・ソウレ
2024年1月21日
セリエA第21節
433
ケッディラ
レイニール ソウレ
ブレシャニーニ マッツィテッリ
バレネチェア
ジェッリ オコリ Sロマニョーリ ゾルテア
トゥラーティ
352
ヴィオラ ペターニャ
マクンブー スレマナ
アッツィ プラーティ ナンデス
ウィエテスカ ドッセーナ ザッパ
スクフェット
【試合:簡易版】
フロジノーネはミドルブロック&プレスでポゼッション。
カリアリはミドルブロック&プレスでカウンター狙い。
カリアリは、(まぁまぁ前から)ラニエリ監督の拘りの442、ライン守備に見切りをつけて、352にしているのは良いことである。序盤戦のやり方をそのまま続けていたら、降格まっしぐらだったので、拘りの強いラニエリ監督にしては早々に見切りをつけたと言える。
ただし、戦術を変えたことは良いことだが、個人技のあるルヴンボが前線にいないと攻撃が厳しい。
なお、攻撃戦術については、フォーメーションこそ変われども、繋いで崩すということはせずに、裏を取るかクロスをどんどん入れていくというものに変わりはない。
この戦力では(ルヴンボがいなければ)それしかできないからなのか、ラニエリ監督の好みだからか、おそらくその両方により、このような戦術になっている。
352で、守って守ってシンプルに裏取りやクロスを入れ続けるのは、442で同じことをやるよりは、当然何倍も良いが、未来はあまりない・・・
未来があるかどうかは置いておいて、カリアリのこの戦力で今シーズン生き残る、という面で見れば無しではない。間違いなく弱くはあるのだが。
フロジノーネが押し込む展開。
フロジノーネはハルイとカーゾは使った方が良いと思うが・・・
その辺りの微妙な人選もあり、カリアリの守備及びリスクを取らない攻撃が徹底していることもあり、フロジノーネは攻めあぐねる。
また、最近顕著になってきているが、フロジノーネの守備が中々脆い。
26分、執拗なクロス攻撃が身を結び、アーリークロスのこぼれ球をスレマナが決める。0-1
リードされたことにより、一層フロジノーネが攻め立てる。
64分、アーリークロスからマッツィテッリが頭で決める。1-1
75分、ソウレが直接FKを沈める。2-1
スクフェットは流石にファーに寄りすぎな気がするが・・・
壁超えたら絶対入るポジショニング。
95分、カウンターからカイオ・ジョルジが決める。3-1
試合終了
カリアリはやはり相当厳しいが、他にエラス、エンポリ、サレルニターナと相当不味いチームがおり、サッスオーロとウディネーゼも相当不味いので、何だかんだ勝ち点が取れはするラニエリの、カリアリのこのサッカーでも残留の可能性は無くはない。
エラス、カリアリは戦力があまりにも悲惨でどうしようもない感じもあるが、サレルニターナ、エンポリ、サッスオーロ、ウディネーゼは断然戦える戦力があるので、本来はもっと頑張らなければいけないのだが・・・
フロジノーネはソウレがいなければ怪しいが、ソウレさえいれば残留は固い。