2024年8月10日
親善試合
監督:シュスター パッラディーノ
343
Mキーン20
ソッティル7 コルパーニ23
パリージ65 アムラバト15 マンドラゴラ38 ドド2
ビラーギ3 ポングラチッチ4 クアルタ28
テッラッチャーノ1
ベンチにはラニエリ、イコネ、ブレカロ等。
ソッティルの所はどうかと思うが、あとは非常に良さそうである。
パッラディーノ監督の前所属のモンツァより単純に戦力が上なので、同じことをやっても単純に全てのポジションでフィオレンティーナが上回るので、安定しそうである。
主力だった、CBのミレンコヴィッチ、中盤のアルトゥール、Mロペス、カストロヴィッリ、ダンカン、ボナヴェントゥーラ、FWのエンゾラ、ベロッティが退団。
特に中盤がごっそり抜けており、一番のストロングポイントだった、技術の高い中盤が豊富にいるという長所がなくなってしまった。
せめてアルトゥールは残したかったところである。
中盤ではマンドラゴラが唯一残っており、アムラバトも戻ってきており、その二人は相当な実力者だが、それでも中盤はその二人しかいないので、枚数がそもそも足りない。
(若手組もいるにはいる)
補強は、GKのデ・ヘア、CBのポングラチッチ、中盤のアムラバト(レンタルバック)、WGのコルパーニ、FWのMキーン。
相当な実力者を補強できていて非常に良い補強なのだが、やはり中盤の枚数がまだ足りない。
また、Mキーンはパッラディーノ監督ならCFで上手く使いこなせると思うが、CFがそもそも足りない可能性がある(0トップをやれば断然足りるので個人的には不要だと思うが。パッラディーノ監督なら上手くやるだろうから大丈夫そうではある)
あとは、3バックをやるならCBの枚数も足りていない。
本職はクアルタ、ラニエリ、ポングラチッチの3人しかおらず、ビラーギはCBはやれるだろうが、それでも4人しかいない。
流石に中盤とCBの補強は今後ありそうである。
スタメンだけ見ればパッラディーノ監督ということもあり、強そうだが、流石に控えがいなさすぎる。
【0~15分】
フィオレンティーナはミドルブロック&プレスでポゼッション。
やることはモンツァの時と変わらず、組織的な良い守備と、流動的な攻撃とパスワークで攻めていく。
流石パッラディーノ監督といったところで、良い。存分に機能している。
イタリアーノ監督の時より悪くなるということはないだろう。
マンドラゴラ、アムラバトの中盤はセリエA屈指で非常に強力だし、Mキーンの加入は大きい。
パリージとドドのWBも元々非常に攻撃的なSBなので、大丈夫だろう。
CBも4バックではあまり良くないので、3バックで安定するだろう。
9分、カウンターからコルパーニとMキーンで崩し、Mキーンが決める。0-1
コルパーニは元々パッラディーノ監督の下でプレーしていたし、Mキーンもパッラディーノ監督の指向する、流動的に動く3トップで、スピードとドリブルがある3人を並べるという戦術に非常に合っているので、非常に良い補強である。
ここにイコネ、ブレカロ、Nゴンサレスも控えているのだから、前線は十分である。
試合は、フィオレンティーナの組織的な良い守備、プレスを前にフライブルクは攻撃が手詰まりで、フィオレンティーナは素晴らしいパスワークと前線の個人技で崩していく。
パッラディーノ監督らしい良い攻撃である。
フィオレンティーナがどんどん崩していく。
パッラディーノ、ジラルディーノ、ユリッチ、(モッタ)の4人の監督が、中堅クラブを率いて抜けて優秀な4人だったので、パッラディーノを射止められたフィオレンティーナは良い仕事をしたと言える。
【15~30分】
フィオレンティーナは良いパスワークで崩していく形で、フライブルクは手詰まりなのでロングボールで何とかする形。
マンドラゴラもアムラバトもセリエA屈指のレジスタなため、本当に良い。
アムラバトは守備もできるし、3バックなので、問題ない。
左WGがソッティルじゃなければもっと良いが、イコネかNゴンサレスにやらせれば問題はないと思われる(二人ともレフティーでイコネは右WGが本職、Nゴンサレスは右の方が好きだろうが)。
今後の中盤とCBの補強次第では非常に良さそうである(誰も離脱しなければ戦えるが・・・)。
【30~135分(45分3セットの試合)】
71分、ドドがPKを獲得。マンドラゴラが決める。0-2
121分、ラニエリがPKを取られ、グレゴリッチュがPKを決める。1-2
130分、コーナーからフライブルクが決める。2-2
試合終了2-2
フィオレンティーナは普通に良い。
モンツァの時は、戦力が微妙だがやっているサッカーは非常に良く、監督の力で見事に2連続残留という形だったので、やるサッカーが同じなら、大きく戦力で上回るフィオレンティーナで良くないわけがない、といった形である。
また、イタリアーノ監督があまり良くなかったので、パッラディーノ監督になり、良くなるだろう。
Mキーン、コルパーニとパッラディーノ監督の戦術に合う選手も獲得してきており、他のメンバーもパッラディーノ監督の343に合っているので、良さそうである。
マンドラゴラ、アムラバトのセリエA屈指のダブルレジスタ、MキーンのCFは非常に面白そうである。
ただ、中盤とCBのバックアッパーは必要である。
(中盤は若手組がバックアッパーで補強完了の可能性もあり?)
また、左WG問題を監督が解決できるかどうかか。