パルマ FW アンジュ=ヨアン・ボニー
2024年8月16日
セリエA第1節
監督:ペッキア パッラディーノ
4231
ボニー13
ミハイラ28 ベルナベ10 Dマン98
ゾーム19(C) エステベス8
ヴァレリ14 チルカーティ39 バログ4 Wクリバリ26
鈴木31
コッパ・イタリアでは散々だったが、どうなっているだろうか。ベルナベが復帰している。
アルムクヴィストとカンチェッリエリが合流してすぐだろうからかベンチ。
3421
Mキーン20
クアメ99 コルパーニ23
ビラーギ3(C) アムラバト15 マンドラゴラ8 ドド2
コムッツォ15 ポングラチッチ5 クアルタ28
テッラッチャーノ1
デ・ヘア、カヨデ、パリージ、イコネ、ブレカロ、ソッティル、ベルトラン等がベンチ。
更にグズムンドソンも獲得し、より前線が良くなっているフィオレンティーナ。
イコネ、グズムンドソン、Mキーンの3トップが良さそうである。
また、WBならビラーギではなくパリ-ジの方が良く、ビラーギはCBで使った方が良い。
【試合:簡易版】
パルマはハイラインハイプレスでロングボールを多用した早い攻撃。
4231でハイラインハイプレスをしているため、後ろのスペースが凄い。
これは良くない。
待ち構えたとしても4231ではプレスがかからなくて、どちらにしろ詰むのだが・・・
フィオレンティーナはハイラインハイプレスでポゼッション。
ただ、フィオレンティーナも守備があまり良くなく、パルマのボニーや2列目の選手を活かした早い攻撃に苦戦している。ポゼッションが上手くいっていなく、パルマが早い攻撃をしているため、前線が戻る余裕がなく、3トップと後ろが分断されてしまっている。
攻撃面では、ビラーギがCBにいないこと、左WBがパリージではないこと、WGがコルパーニやクアメではない方が良いこと、開幕戦であること(チームがまだ仕上がっていない)等であり、パルマがハイラインハイプレスをしていることから、ポゼッションは上手くいっていない。
ただし、パルマの守備が後ろにスペースがありすぎるため、カウンター時やプレスを掻い潜った時は崩していっている。
パルマは、攻撃はポゼッションをしていないため、コッパ・イタリアの時より断然良い。
ボニーのフィジカルを活かしたロングボール、2列目の飛び出しが効いている。
22分、ロングボールからボニーが競り勝ち、デニス・マンがミドルを決める。1-0
パルマは思い切ってハイラインハイプレスをし、早い攻撃でほぼ特攻していくようなスタイルなので、グダグダと4231でポゼッションをしているよりも断然良い。この思い切った戦術が続けられるかどうかは、守備面やスタミナ、リーグ戦であること、対策された時を考えると何とも言えないが。
コッパ・イタリアの時はベルナベがいなく、ポゼッションでボニー等もあまり活きていなかったが、この戦術なら選手たちが活きていて、ここにアルムクヴィストとカンチェッリエリが加われば、やり方によっては戦えそうである。
間違いなく言えることは4231はやめた方が良いということだが。
4231であることは良くないが、前線は良い選手が揃っている。
パルマが立て続けにチャンスを作るが、決められず。
両チーム、攻撃に偏った戦術を取っているため、打ち合いのようになっている。
フィオレンティーナはボールを落ち着かせられていないため、ボールを持てるイコネがほしい。
前半終了1-0
【後半】
75分、ビラーギが見事なFKを沈める。1-1
試合終了1-1
パルマは戦力が揃っているのでやれそうではあるが、思い切った戦術であったこと、開幕戦でフィオレンティーナの準備が良くなかったこと、ホームであったこと、等で良かったが、今後も戦えるのか注目である。
監督次第といったところである。
フィオレンティーナは、これから完成度をあげていきたいところである。
グズムンドソンも獲得し、監督・戦術・選手と非常に良さそうだが、あとはチームの完成度、選手選考、中盤のバックアッパーの獲得が焦点となりそうである。