セリエA第1節 ユヴェントスvsコモ -欠陥-

 

2024年8月19日

セリエA第1節

ユヴェントスvsコモ -欠陥-

監督:モッタ セスク

 

ユヴェントス

4231

      ヴラホヴィッチ9

ムバングラ51  ユルディズ10    ウェアー22

    Kテュラム19  ロカテッリ5

カバル32 ブレーメル3 ガッティ4(C) カンビアーゾ27

      ディグレゴーリオ29

 

ベンチは、ダニーロ、マッケニー、ファジョーリ、Dルイス等。

 

全然強そうに見えないが大丈夫だろうか。

 

モッタ監督は実力はあるのだが、4231を好むことが難。433を使っている時は普通に良い監督なのだが・・・

 

退団は、GKのシュチェスニー、CBのルガーニ、Aサンドロ、ハイセン、中盤のラビオ、Iジュニオール、バレネチェア、FWのソウレ、Mキーン等。

 

獲得は、GKのディ・グレゴーリオ、DFのカバル、カルル、中盤のKテュラム、アルトゥール(復帰)、Dルイス等。

 

シュチェスニー、ルガーニ、ハイセン、Aサンドロ、ソウレは勿体ない。

 

特にソウレとハイセンの放出はあり得ない。

 

実力者を補強はしているが、補強ポイントは前線だと思うが・・・

 

コモ

442

   ベロッティ11 クトローネ10(C)

  ダ クーニャ33  ストレフェッツァ7

   バセッリ8 ブラウネーダー27

サーラ3 バルバ93 ゴルダニガ5 モレーノ18

       レイナ25

 

ベンチは、ドッセーナヴェルディ、チェッリ等。

 

このメンバー、442では厳しいと思うが・・・

 

442では攻撃はまだしも、守備が厳しい。

 

獲得は、GKのレイナ、アウデロ、CBのドッセーナ、ヴァラン、SBのモレーノ、中盤のエンゲルハルト、マッツィテッリ、FWのチェッリ、ベロッティ等。ストレフェッツァも冬に獲得している。

 

昇格組ながら、非常に積極的に補強をしている。

 

戦力は昇格組のものではない。

 

【試合:簡易版】

 

ユヴェントスはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

コモもミドルブロック&プレスでポゼッション

 

コモは守備時は普通の442だが、攻撃時は4222。

 

442は、攻撃は4231よりは良いが、442の守備がセリエAで通用するとは思えないが・・・

 

スタンダードな442ではなく、サイドが中に絞っているので良い方な攻撃戦術であり、選手達も上手いので良いのだが、守備は・・・

 

ユヴェントス、モッタ監督はボローニャ時代とやることは変えず。

 

全員で引いて守って組織的な守備でブロックを作り、攻撃は幅を取って丁寧に繋いで、パスワークと個人技で攻めるスタンダードな攻撃。

 

モッタ監督は組織作りは非常に上手いのだが、戦術はあまり良くはない。

 

守備はビッグクラブの守備ではないし、攻撃も4231な以上、良い攻撃にはならない。

 

ユヴェントスが引いて守っているので、ポゼッションはむしろコモが握っているくらい。

 

ビッグクラブvs昇格組、ユヴェントスのホームだが・・・

 

コモの守備が相当まずいのでこの試合は流石に勝てると思うが。

 

23分、カウンターからムバングラが個人技で決める。1-0

 

コモはこの守備でセリエAは厳しい。攻撃は良さげだが。

 

ただ、下位クラブが下位クラブ(機能していないチーム)に勝つ、勝ち点を奪うという観点では個人的には無しではない。攻撃も守備も終わっている4231よりはまだ良い。

 

現代サッカーで352、343、433以外に通用する戦術は無い。

(4312と特殊な442は攻撃は面白いが、守備がまずい。よって、中堅・下位チームが使う分には場合によっては無しではない)

 

45分、ユルディズの個人技からの折り返しをウェアーが決める。2-0

 

91分、カウンターからカンビアーゾがミドルを決める。3-0

 

試合終了

ユヴェントス3-0コモ

 

ユヴェントスは、勝ちはしたが、あまり良いものではない。

 

守備は固いだろうが、攻撃がまずい。また、守備も引いて守るのはビッグクラブが格下相手にはあまり良いものではない。

 

変えるとは思うが。

 

コモは、攻撃は良いと思うが、守備が悲惨。

 

面白味はあるので、何試合かやって駄目なら、352か3421に変える必要がある。

 

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