2024年11月14日
UEFAネーションズリーグ グループA2 第5節
ベルギーvsイタリア
監督:テデスコ スパレッティ
勝ち点4のベルギーと勝ち点10のイタリアの対戦。
前回対戦はイタリアが2-0でリードするが、退場者を出し2-2のドロー。
ベルギー
532
オペンダ9 ルカク10(C)
トロサール11 オナナ6 エンゲルス8
カイペル5 テアテ3 デバスト2 ファエス4 カスターニュ21
カスティールス1
イタリア
3511
レテギ9
バレッラ18
トナーリ8 フラッテージ16
ディマルコ3 ロヴェッラ14 カンビアーゾ20
バストーニ21 ボンジョルノ4 ディロレンツォ22
ドンナルンマ1(C)
ベンチは
GKヴィカーリオ、メレト
DFガッティ、コムッツォ、サヴォーナ、オコリ、ウドジェ
MFロカテッリ、ピジッリ
FWラスパドーリ、マルディーニ、キーン
「この招集メンバーで考えるなら」、まず、ディロレンツォのCBはあり得ない。そもそもSBの選手であるし、ガッティの方が断然良い。
次に、中盤はどうにかしたいが、招集メンバーがまずいので、3センターは割とどうしようもなく、バレッラとトナーリで良い。本来は、片方はテクニック系の選手を使いたい。
次に、トップ下がバレッラはどうかとも思うが、戦術を考えれば無しではない。フラッテージを上げ、バランスを取るのが上手いバレッラが下がってプレーするこの形は、無しではない。(無しではないというだけでベストではない)
次に、CFはレテギよりキーンである。
ロヴェッラが使われている、CBにボンジョルノがいてバストーニが左というだけで、今までよりは断然良いが、ベストとは言えないし、ベンチが相当まずい。WBを呼びすぎて、中盤とFWが足りていない。
【0~15分】
ベルギーは守備時は523と532の中間くらいでミドルブロック&プレスでポゼッション。
守備がめちゃくちゃ。スペースがありすぎる。
イタリアはミドルブロック&プレスでポゼッション。
イタリアがボールを握る展開。
ベルギーは機能していない、イタリアは機能している。
やはり本職のアンカーでありレジスタであるロヴェッラ(実力的にも今まで呼んでいないことがあり得ない実力者)がいるだけで全然違うし、その他のメンバーも今までと比べ物にならないほど良い。
ディロレンツォとバレッラのワンツーでディロレンツォが抜け出し、パスをトナーリが決める。0-1
イタリアは守備が引き続き良く機能しており、ベルギーに何もさせない。攻撃も今までよりも断然良い。
CBがカラフィオーリ(怪我)ではなくボンジョルノになっていることも非常に良い。
【15~30分】
見た目以上に一方的な試合。ベルギーはホームだが、これだけ差があると非常に厳しい。
選手の質もそうだが、監督、戦術や組織に差がありすぎる。
【30~45分】
負けているベルギーがボールを握る展開となるが、崩せてはいない。
イタリアは、これだと尚更カウンターのためにキーンがほしい。
前半終了0-1
イタリアはこの展開なら、レテギ⇒キーン、バレッラ⇒ラスパドーリ(マルディーニ)にしたい。
【45~60分】
ベルギーが人数をかけて攻める。イタリアはカウンターが増える。
レテギがGKと1対1になるが決められず。
イタリアはこれだけカウンターのチャンスがあるなら早く決めたいところ。ただ、レテギとバレッラの前線でカウンターは中々厳しい。
【60~75分】
イタリア
レテギ⇒キーン
ディマルコ⇒ウドジェ
ベルギー
テアテ⇒アル=ダキル
【75~90分】
変わらずベルギーが攻め、イタリアはカウンターで得点を狙う。
ベルギー
カイペル⇒ルケバキオ
イタリア
ロヴェッラ⇒ロカテッリ
バレッラ⇒ラスパドーリ
イタリア
カンビアーゾ⇒ガッティ
ベルギー
カスターニュ⇒バカヨコ
イタリアが守り切り、試合終了。
ベルギー0-1イタリア
イタリアは、EURO後に433から3511に変えたことにより、間違いなく良くなっていたが、メンバーが酷く、あまり良くなかったが、今回はメンバーも良くなっているため、今までの中でもかなり良い方。
ただし、当然これがベストなメンバーではない。
また、カラフィオーリとリッチが怪我をしていたため、良いメンバーになっていたと思われるため、その二人が復帰してまた使わないかが心配である。
イタリア
スパレッティ 6.5 良かったは良かったが、ベルギーがこの出来で、この試合展開なら追加点はほしかったし、メンバーがベストではない。
レテギ 5.5 悪くはないが、キーンの方が良い
バレッラ 6.5 上手くポジショニングを取っていて良かったが、流石にトップ下としては物足りない
トナーリ 7.0 攻守において良かった
フラッテージ 6.5 まずまず
ディマルコ 6.5 良かった
ロヴェッラ 6.5 良かった。これからも使うべき。
カンビアーゾ 6.0 まずまず
バストーニ 7.0 非常に良かった
ボンジョルノ 7.0 非常に良かった
ディロレンツォ 6.0 まずまず
ドンナルンマ 7.0 良かった