2024年1月5日
セリエA第19節
監督:ラニエリ Mバローニ
352
ドフビク11 ディバラ21
ペッレグリーニ7(C) コネ17
アンヘリーニョ3 パレデス16 サーレマーカース56
エンディカ5 フンメルス15 マンチーニ23
スヴィラル99
前節からピジッリ⇒ペッレグリーニ。
また、3421から352に変える。
3421でペッレグリーニやピジッリがシャドーよりは(守備も考えて総合的には)良いと思うが、2トップの組み合わせは微妙。
ペッレグリーニは色々言われているが、トップ下やWGのような適正ポジションで使わずに「調子が悪い」は甚だおかしい話であり、今回のようにインサイドハーフなら活きる。
ベンチはザレフスキ、ピジッリ、ソウレ、バルダンツィ、エルシャーラウィ等。
4231
カステジャノス11
ザッカ-ニ10(C) バシル7 イサクセン18
ロヴェッラ6 ゲンドゥージ8
Nタヴァレス30 ロマニョーリ13 ヒラ34 マルシッチ77
プロヴェデル94
前節からチャウナ⇒イサクセン。
ベンチはヒサイ、ラッツァーリ、カストロヴィッリ、チャウナ、ノスリン、ディア、ペドロ等。
前節433に変えて良かったのだが、4231に戻してしまう。
また、イサクセンもスタメンに戻してしまう。
ザッカーニ、イサクセンよりもディア、チャウナ、ノスリンの方が圧倒的に良いのだが・・・
【試合:簡易版】
ローマはミドルブロック&プレスでポゼッション。
ラツィオもミドルブロック&プレスでポゼッション。
ラツィオは4231なので良くなくなっている。
ローマは2トップは微妙だが、352なので、良い。
11分、ドフビクやディバラとの崩しからペッレグリーニが決める。1-0
4231で攻守で良くないラツィオ、352で良いが、慣れていないローマ。
ラツィオの4231は、これまでやっていたトップ下がディアだったら、最悪2トップのようになるし、ディアとカステジャノスが崩していなくても決めてくれるので、(良くはないが)何とかはなっていたが、バシルがトップ下だと普通の4231になるので、宜しくない。
18分、カウンターからディバラからパスを受けたサーレマーカースが決める。2-0
たとえ慣れていなくとも、352と4231では戦術的な差がありすぎる。
ラニエリ監督は昨シーズンのカリアリで、いつものお得意の442が全く通用しないことをやっと学習し、352も使っていた(覚えた)ことが大きい。
良い組織かというと全く良くないが・・・
良い組織ではなくとも352自体が強い。
これで組織が良くなり、ソウレとバルダンツィも使うなら非常に良くなるが、それはラニエリ監督では望めなさそうである。
試合終了
ラツィオが4231に戻してしまったこと、ローマが352に変えたことが勝敗の要因。
ラツィオは433にするべきだし、いい加減にザッカーニとイサクセンを使うのを辞めるべき。
ローマは、352であることは良いのだが、メンバーが微妙だし、全然352ができていないので、組織力・戦術の練度を高めるべきだが、ラニエリ監督なのでそこまで期待できない。
(今後も352を使うとはあまり思えないし、逆に他のチーム相手にもこれで行くのはどうかしている)
352でも、これでポゼッションで崩すのはあまり良くなさそうであり、ラツィオは持ってくれるチームなのでカウンターできたが、引いてくる相手にこれでは微妙である。
352にするならソウレ、バルダンツィを使うべきだし、どうしてもドフビクを使いたいなら、343で左にソウレを置くべきである。
343でもディバラ、ソウレ、バルダンツィの3トップが一番良いと思うが。