チーム名:トリノFC
監督:イヴァン・ユリッチ
順位:10位
勝点:53
得点:42
失点:41
総合:★★★★★☆☆☆☆☆
監督:★★★★★★★★☆☆
戦術:★★★★★★★★☆☆
組織:★★★★★★★★☆☆
戦力:★★★★★☆☆☆☆☆
攻撃:★★★★★☆☆☆☆☆
守備:★★★★★★★☆☆☆
主な活躍選手:ミランチュク、ヴラシッチ、リッチ、シンゴ、Rロドリゲス、ジジ、ボンジョルノ、スフールス
総括:
ガスペリーニの愛弟子の長兄であり、ガスペリーニ・ファミリーでは一番安定していた。343を駆使し、良く走る流動的な良い攻撃を見せると同時に、堅守を武器に安定した戦いを見せた。攻撃が物足りなかったのは所属選手に依るところが大きく、堅守だったのも守備に良い選手が固まっていたことが大きい。監督としては、攻守ともに良かった。
特に、Rロドリゲス、ボンジョルノ、スフールス、ジジの中から3人で形成される3バックは固く、堅守を誇った。3トップのサナブリア、ミランチュク、ヴラシッチも悪くはないが、特にサナブリアは少し物足りなかった。ヴラシッチもW杯の影響もあり、欠場が続いたり、調子を落とした。しかし、控えにカラモーもおり、中堅クラブとしては十分ではある。
トリノはクラブ自体が安定したクラブであり、ユリッチ監督も非常に安定しているため、余程引き抜かれない限りは来シーズンも良い戦いが期待できる。もっと上を目指すなら、3トップに一人カンピオーネがほしいところである。