セリエA第9節 トリノvsインテル -地力の差-

トリノ FW デンバ・セック

2023年10月21日

セリエA第9節

トリノvsインテル -地力の差-

監督:ユリッチ Sインザーギ

 

トリノ

3421

       ペッレグリ

  ヴラシッチ        セック

ラザーロ   リネッティ  リッチ  ベッラノヴァ

   Rロドリゲス スフールス タメーゼ

       ミリンコヴィッチ

 

エースのサパタが怪我でベンチ外。

ボンジョルノとジジも離脱しているため、前節に続きボランチのタメーゼがCBを務める。

 

インテル

352

     ラウタロ Mテュラム

    ムヒタリアン  バレッラ

ディマルコ    チャルハノール    ダルミアン

   アチェルビ デフライ パヴァール

         ゾマー

 

代表ウィークもありバストーニとドゥンフリースを休ませる。他はいつも通り。

 

トリノは相当厳しい戦いになるだろうが、どこまでやれるか。

 

【試合:簡易版】

 

トリノはハイラインハイプレスでポゼッション。運ばれたらミドルブロック。

 

インテルはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

トリノはポゼッションしようとするが中々上手く運べない。

 

インテルトリノのハイラインハイプレスにビルドアップで苦しむが、トリノはこれをずっと続けられるのか、ハイプレスの網をくぐられた時にインテルの強力な攻撃陣を止められるのか。

 

トリノは守備は安定しているが(343のため固いというわけではない)、攻撃はサパタとセックは個人能力が高いフィジカルとスピード系の選手で、ボールを推進させられて良いのだが、今日はサパタがいないので、中々厳しい。中盤にテクニックのある選手がいないトリノにとって、この二人がいないと攻撃が中々成立しない。

 

欲を言えば中盤に絡めて捌けるテクニックのある選手が最後の一人で前線にいて、中盤にも捌くことが上手い選手がいれば良いのだが。

 

インテルペースで試合は進む。

 

トリノは攻撃も守備も悪いわけではないが、サパタがいないこともあり、崩す手段がない。

 

インテルは押し込むようにはなってきているが、やはり圧倒的なゲームメイクができるブロゾヴィッチ、圧倒的フィジカルと個人技で打開できるルカクがいないことにより、こういった膠着した試合で決め手に欠く。Mテュラムも相当良い選手ではあるが。

 

インテルの自陣でのパスミスからセックのシュートはゾマーがファインセーブ。

 

インテルは頻繁にムヒタリアンとバレッラが左右を入れ替えているが、意図は不明。普通にバレッラが右でムヒタリアンが左の方が良いと思うが。

 

前半途中からトリノのほうがボールを握るようになる。丁寧にボールを繋ぎ、セックの個人技を中心に右サイドからクロスをどんどん入れていく。

セックしか個人技のある選手がいないため、中央を崩すのは厳しく、このようにどんどんクロスを入れていくしかないだろう。有効ではある、というよりこれしかない。

 

前半終了0-0

 

インテルはドゥンフリースを入れて変化を付けたり、中盤にアスラニやフラッテージを入れて変化を付けるくらいか。別に悪くないから選手交代で変化をつけるくらいで良い。試合展開がほぼ互角、膠着しているということは選手の能力が高く、ベンチも充実しているインテルのほうが有利。

 

トリノはこれを続けるで良い、続けるしかない。

 

59分、ドゥンフリースの折り返しをテュラムが決める。0-1

 

67分、コーナーからラウタロが頭で決める。0-2

 

93分、カウンターで抜け出したムヒタリアンが倒されてPK。チャルハノールが決める。0-3

 

 

試合終了

トリノ0-3インテル

 

トリノ

ユリッチ 6.5 

ペッレグリ 5.5 

ヴラシッチ 5.5 

セック 6.5 

ラザーロ 6.0 

リネッティ 6.0 

リッチ 6.0 

ベッラノヴァ 6.0 

Rロドリゲス 6.0 

スフールス 6.0 

タメーゼ 6.0 

ミリンコヴィッチ 6.0 

 

インテル

Sインザーギ 6.0 

ラウタロ 6.5 

Mテュラム 6.5 

ムヒタリアン 6.0 

バレッラ 6.0 

ディマルコ 6.0 

チャルハノール 5.5 

ダルミアン 6.0 

アチェルビ 6.0 

デフライ 6.0 

パヴァール 6.5 

ゾマー 6.5 

 

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