【カルチョ中間評価】ボローニャFC　-ザークツィが全て-

※第18節終了時点

順位：5位

勝点：31

得点：21

失点：15

総合：★★★★★★☆☆☆☆

監督：★★★★★★★☆☆☆

戦術：★★★★★★☆☆☆☆

組織：★★★★★★★☆☆☆

戦力：★★★★★☆☆☆☆☆

攻撃：★★★★★☆☆☆☆☆

守備：★★★★★☆☆☆☆☆

良い点：ザークツィが凄い。安定感はある。

悪い点：チーム全体の機能性で言えば、昨シーズンの方が上だが、今シーズンはＣＦのザークツィが暴れており、戦力もある程度充実しているため、上位に来ている。本質的に強いかと言えば微妙なので、これから順位が落ちそうではある。

〇総括

　ザークツィ、オルソリーニ、エンドイェ、サーレマーカース、バロウと実力者を前線に揃えている。特にザークツィが非常に良く、圧倒的なポストプレーとフィニッシュの個人技で、かつてのイブラヒモヴィッチのように、ザークツィが戦術の全てと言わんばかりになっている。

　しかし、昨シーズンのような綺麗なパスワークは格段に落ちており（スタメンのボランチ二人の放出が大きい）、戦力は総合的に見れば上がったが、チームとしての機能性は少し下がっている感はある。安定感こそあるが、強いと言われるかというとそうではないが、これから完成度を高めていく可能性もある。

　4231を多用しているが、433に固定した上で中盤にメスが加えられるか、戦術でどうにかごまかすかすれば、もっと強くなれるだろう。