【カルチョ中間評価】インテルナツィオナーレ・ミラノ -安定の王者-

 

※19節終了時点(2試合消化試合が少ない)

 

チーム名:インテルナツィオナーレ・ミラノ

監督:シモーネ・インザーギ

順位:3位(未消化試合で両方勝てば1位)

勝点:40

得点:45

失点:15

総合:★★★★★★★★☆☆

監督:★★★★★★★☆☆☆

戦術:★★★★★★★★☆☆

組織:★★★★★★★☆☆☆

戦力:★★★★★★★★▲☆

攻撃:★★★★★★★★☆☆

守備:★★★★★★★★☆☆

 

■良い点:安定している。

■悪い点:全体的な年齢的な衰えや(おそらく)疲労が溜まっていることにより、全体的にコンディションが良くない。簡単に失点してしまうシーンが多かった。ラウタロの調子が良くない。

 

■戦術的特徴(攻撃)

 全体的な個人能力の高さ、運動量、物量で攻めていく。

 

■戦術的特徴(守備)

 全員守備かつ個人個人の守備能力の高さ、352の戦術的固さを活かし、堅固な守備ブロックを築く。というものが昨シーズンまでだったが、今シーズンは守備陣の高齢化や、コンディション不良、集中力の欠如等により、簡単に失点してしまうシーンが多々見られた。ただし、中盤からはまた安定してきている。

 

■総括

 シモーネ・インザーギ監督は就任からずっと同じ戦術、ほとんど変わらないメンバーで挑んでいるため、今シーズンも安定している。

 余計なことをしないからこそ安定しているし、インテルの豊富な戦力、個々の能力の高さを活かせているのだが、逆に言えば戦術的上積み、組織力の上積みはないため、選手個々のコンディションが落ちている今シーズンは、昨シーズンよりも勝てなくなっている。

 一昨シーズンの反省を活かしてか、昨シーズンはリーグ戦で一切ターンオーバーをせずに戦い、EURO、コパ・アメリカもあったためか、高齢化と合わせて選手のコンディションは良くない。

 

 攻撃については、安定して強くはあるが、(昨シーズンと同様に)圧倒的個人技(ドリブル)を持つ選手がいないため、引かれた時に打開力に欠ける。

 

 守備については、選手の高齢化や、コンディション不良、集中力の欠如等により、崩されているわけではないが簡単に決められてしまうというシーンが目立った。GKが能力の高い選手ではないというのも大きい。ただし、中盤以降は段々と安定してきた。

 

 圧倒的な強さというわけではないが、ライバルチームも圧倒的ではないため、優勝候補の1番手であることに変わりはない。

 

 今後については、とにかく個人技で打開できるFW及びインサイドハーフがほしいところである。

 

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