■インテル 2位 勝ち点 81 得点79 失点35
そこまで良くもなかったが、悪くもなかった。
「昨シーズンからそこまで変わっていないが、様々な部分で少しづつ落ちている」といった感じであった。
昨年度の優勝した成績が「勝ち点94 得点89 失点22」だったことからも分かるとおり、得失点差は悪くないが、得点は少し減っているし、失点は増えている。
原因は、シモーネ・インザーギ監督がマイナスもしないが、プラスもしないという監督なので、戦力(選手のコンディションや高齢化問題)がそのまま結果に出た。戦術や組織等は良い意味でも悪い意味でも変わっていないので、選手のコンディション等により、昨シーズンよりも苦戦した。
ラウタロ・マルティネスが昨シーズンほどコンディションが良くなく、ディマルコやバレッラやダルミアンも昨シーズンほどの活躍ができず、アチェルビも同様だった。
EUROやコパ・アメリカがあったこと、CLを勝ち上がったことによる過密日程、高齢化が進んでいるということが非常に響いた。
EUROやコパ・アメリカ、CLがなければ優勝はインテルだっただろう。
来シーズンはインザーギ監督からキヴ監督に変わる。
キヴ監督は昨シーズン途中からパルマを率いて、割と良さそうだったが、まだ試合も少ないし、ビッグクラブでどうなるだろうか。