セリエA第19節 ラツィオvsACミラン

 

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2023年1月24日

セリエA第19節

ラツィオ vs ACミラン

監督:サッリ ピオリ

 

ラツィオ

433

ザッカーニ Fアンデルソン ペドロ

 Lアルベルト ミリンコヴィッチ

    カタルディ

ヒサイ ロマニョーリ カザーレ マルシッチ

    プロヴェデル

 

ミラン

4231

    ジルー

レオン  ディアス  メシアス

  トナーリ ベナセル

デスト トモリ カルル カラブリア

    タタルサヌ

 

好調で攻守ともに組織が上手くいっているラツィオと、攻守ともに上手くいっていないミランの対戦。

 

エースのインモービレこそ怪我でいないが、カウンターでもポゼッションでもミランの守備を崩せるラツィオが有利だろう。

 

【0~15分】

 

ラツィオはミドルブロック&プレス。

深くまではいかないが、高い位置でプレスする。

攻撃はポゼッション。

 

ミランもミドルブロック&プレス。

攻撃はポゼッション。

 

4分、Fアンデルソンが落ちてきてサイドのザッカーニに渡し、クロスにミリンコヴィッチが合わせて決める。1-0

 

ミランはDFラインの陣容が微妙というのもあるが、中盤も守備力があるわけではないので、守備は良くない。レオンとシジルーもほぼ守備をしないため、かなり守備が厳しい。

 

3センターに変える、433や352にする等をしないと、中々厳しい。

メニャンの復帰も待望される。

 

対してラツィオナポリは3センターで、良いメンバーが揃っているため、安定している。

 

ミランもトナーリとベナセルは非常に素晴らしいので、上手く中盤を構成すれば非常に強いのだが・・・

 

【15~30分】

 

ラツィオはどんどん縦パスを入れてくる攻撃をするが、ミランは中盤の守備がゆるいため、この攻撃はだいぶ苦しい。

 

ミランはレオンを中心に攻めていく。

 

トモリ→ケアー

怪我。これは痛い。

 

ラツィオはLアルベルトとミンコヴィッチが中心となってパスを回して攻めていく。

ミランはプレスで奪おうとするが、この二人が上手くいなして捌いて、ミランの守備を崩していく。

 

【30~45分】

 

ミランはレオンが守備をしないため、そこをミリンコヴィッチやマルシッチ、ペドロに上手く使われて、起点になってしまう。

 

レオンとジルーが守備をしない上に、メシアスやディアスも守備が上手いわけではないので、本当に中盤の守備でフィルターがかからない。

 

レオンは守備をさせなくても良いくらいの攻撃を持っているため、守備をさせないことは良いが、それならそれ用の守備組織・戦術を用意しなければいけない。

具体的には433や352か。

 

37分、散々やられていたレオンのいない右サイドでペドロとマルシッチが崩し、マルシッチのシュートのこぼれ球をザッカーニが押し込む。2-0

 

ミランは完全に守備が崩壊している。

 

前半終了2-0

 

ラツィオはこのままで何も問題ない。攻守において良い。

ミランは変える必要があるのだが、そもそもの組織・戦術の問題。

 

【45~60分】

 

ミランはディアスをトップ下からセンターハーフにして433に修正する。良い修正。

最初からそのほうが良いのだが・・・

 

ベナセルに底は任せてゲームメイクさせて、トナーリとディアスが前に行き、前線にパスの起点を設けて、ダメなときは下がってボールをもらう、この形が良い。

 

攻守においてこのほうが良いのだが、ちょっとピオリは4231にこだわりすぎてしまっている。

 

4231だと、ただでさえサイドが張っているため、流動性が保てなくて攻撃が停滞するし、何より守備が良くない。

433なら攻守の両方の問題を解決できる。

 

ミランが息を吹き返して、試合のペースはミランに。

どんどん崩していく。

 

しかし、守備時は4231気味で、守備に関しては良くない。

 

メシアス→サーレマーカース

ジルー→オリギ

ディアス→デケテラーレ

 

ディアスは良くなったから、もう少し待っても良かったのでは・・・

追いつくのは無理だろうから変わらないだろうが・・・

 

【60~75分】

 

65分、明らかにGKが出るべきスルーパスにタタルサヌが出ずに、ペドロが倒されてPK。Lアルベルトが決める。3-0

 

74分、ザッカーニがサイドを突破してLアルベルトの素晴らしいパスから、最後はFアンデルソンが決める。4-0

 

【75~90分】

 

レオン→レビッチ

 

試合終了4-0

 

ミランが完敗。

ピオリはいい加減戦術を変えなければいけない。

 

 

サッリ 6.5 攻守において良かった

ザッカーニ 7.0 2ゴールに絡む良い活躍

Fアンデルソン 7.5 中盤に降りてきて素晴らしい絡みを見せた

ペドロ 6.5 前線で起点になれていた

Lアルベルト 7.5 素晴らしいクオリティでパスを捌いて中盤を支配した

ミリンコヴィッチ 7.0 攻守において中盤を支配した

カタルディ 6.5 安定していた

ヒサイ 6.5 上手く相手の攻撃を抑え込んだ

ロマニョーリ 6.5 安定していた

カザーレ 6.5 安定していた

マルシッチ 6.5 攻守において奮闘

プロヴェデル 6.0 出番なし

 

ピオリ 4.0 ここ数試合ずっと悪いのだから修正しなければいけない

ジルー 5.0 何もできなかった

レオン 5.5 仕事はできなかったが、切れのあるドリブルは見せていた

ディアス 4.5 全く良い形でボールを持てず、持ってもボールロストが非常に多かった

メシアス 5.0 仕事はできなかった

トナーリ 6.0 個人として見れば良かったが、チームは機能させられず

ベナセル 5.5 個人として見れば良かったが、チームは機能させられず

デスト 5.0 ボールを持ちすぎていた。もっとシンプルにレオンに出して良い

トモリ – 

カルル 5.0 どちらかというとチームとしての守備が悪かったが

ケアー 4.5 チームの守備も良くないが、ケアー自身も良くない

カラブリア 5.5 攻守において良くはなかった

タタルサヌ 4.5 流石に酷かった

 

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