セリエA第27節  アタランタvsエンポリ

 

2023年3月17日

セリエA第27節

アタランタvsエンポリ

監督:ガスペリーニ Pザネッティ

 

アタランタ

3412

    サパタ   ムリエル

      パシャリッチ

ルッジェーリ エデルソン デローン ザッパコスタ

 スカルヴィーニ パロミーノ トロイ

       ムッソ

 

ホイルンド、ルックマン、メーレをターンオーバーで休ませ。

もしくは上手くいってないから変えてみたか。

問題はそこじゃなく、ボガを使わないこと、343ではないことなのだが・・・

エンポリ相手ならこれでもやれるだろうが・・・

2トップならルックマンとホイルンドよりも、サパタとムリエルの方が良いくらいで、特にエンポリ相手なら、スピードや個人技のあるサパタとムリエルの方が良さそう。

 

343のボガ、ホイルンド、ルックマンの組み合わせは抜群に良いが、2トップのホイルンド、ルックマンは、ただの凡庸な2トップになってしまう。

 

エンポリ

4312

  カプート   サトリアーノ

    バルダンツィ

  ファッツィーニ  アクプロ

     グラッシ

パリージ ルペルト ウィンター エブエイ

      ペリサン

 

マリン、バンディネッリがベンチ。ヴィカーリオはベンチ外。この中盤の3センターは良くないのでは・・・

マリンとバンディネッリがいないと繋ぎが厳しそう。

 

【0~15分】

 

開始早々アタランタが裏抜けから2度チャンスを得るが、決められず。

 

アタランタはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

エンポリは少し高めのラインのミドルブロック&プレスでポゼッション。

ラインが高めにもかかわらず、プレスが弱いため、あまり良くない。

 

アタランタが主導権を握る。エンポリの高いラインに対して、ムリエルとサパタが裏抜けやスペースへの動き出しからのドリブルで襲い掛かり、チャンスを作る。

 

エンポリは、やはりマリンとバンディネッリがいないため、繋ぎが上手くいかない。相変わらずバルダンツィは良い。

 

【15~30分】

 

完全にアタランタが押し込むようになる。

エンポリは引いてカウンターに切り替え、というよりは、そうせざるを得ない形に。

 

エンポリは4312の弱点であるサイドを突かれて押し込まれてしまう。

4312で引いて守ったらこうなってしまう。

 

アタランタが押し込んで次々とクロスを入れていき、エンポリが何とか凌ぐ。

 

【30~45分】

 

展開変わらず。

アタランタはサイドで押し込んで、サパタ、パシャリッチにどんどんクロスを入れていく力押しで攻める。

両WBのザッパコスタ、ルッジェーリ、特に右のザッパコスタが完全にフリーになっているため、安々とボールを運べる。

サイドで押し込むなら、尚更343にしない意味、ボガを使わない意味が分からない。

 

エンポリもバルダンツィやパリージを中心に良い攻撃をするが、2トップの能力が少し物足りない。いつものことだが。

エンポリは常に若いチームで、プロヴィンチャなので仕方ないが・・・

若い選手、特に若いイタリア人を積極的に使い、良い組織、戦術で選手を成長させられ、ユースも名門のエンポリは、イタリア全体にとって非常にありがたい存在。

 

44分、バルダンツィのクロスをエブエイが押し込んで決める。0-1

エンポリが少ないチャンスを物にした。

アタランタはこれだけ力の差があって何をやってるのか・・・

 

前半終了0-1

 

アタランタガスペリーニは相変わらずなぜボガを使わないのか、343を使わないのかに尽きる。

 

エンポリはリードこそしたが、守備が脆すぎる。流石にこれで耐えきるのは相当厳しい。

もっと3センターをサイドに寄せた守備をし、プレスも強くしたほうが良い。

また、4312だから守備はある程度仕方ないとして、せめてマリンやバンディネッリを出して、少しでも押し返したいところ。

 

【45~60分】

 

CKのサインプレーでカプートがエリア内の絶好の位置でシュートを放つが外す。

エンポリは、これは決めたかった。

 

お互いやることは変わっていない。エンポリはこのままで守り切れるとは思えないが・・・

 

カプートがDFラインの裏に抜け出すが決められず。

 

57分、サパタがキープしてルッジェーリのクロスにデローンが頭で合わせる。1-1

 

グラッシ→イスマイリ

ファッツィーニ→バンディネッリ

マリンではなくイスマイリ?

バンディネッリ投入も少し遅い。

 

ウィンターをアンカーに上げてイスマイリをCBに。

 

【60~75分】

 

アクプロ→ヘンダーソン

バルダンツィ→ハース

 

スタミナ面だろうが、バルダンツィが下がったら攻撃は何もできなくなると思うが・・・

 

エブエイがファールスローを取られる。これを取るんだったら、セリエAは全部ファールスローだが・・・暗黙の了解感があるのに珍しい。

 

試合は変わらずアタランタが押し込んで、エンポリはカウンターを狙う。

 

【75~90分】

 

スカルヴィーニ→ルックマン

点を取りに行く。

4213に変更。

 

サパタ→ホイルンド

ムリエル→ボガ

 

イスマイリ→ワルキウィッツ

怪我。

 

85分、ゴール前の混戦からホイルンドが決める。2-1

 

ザッパコスタ→メーレ

パシャリッチ→デミラル

3バックに戻して343に。

 

ボガのクロスからのルックマンの至近距離からのシュートはペリサンが防ぐ。

 

ホイルンドのシュートもペリサンが再び防ぐ。

 

ボガ、ホイルンド、ルックマンの3トップが躍動する。本当にずっとこれで良いのだが・・・

 

試合終了2-1

 

アタランタが力で押し切った形だが、チーム力の圧倒的な差を考えれば、ここまで苦戦することがそもそもおかしい。

 

ガスペリーニ 4.0 ボガ入りの343を使わない限り評価は低くならざるを得ない

サパタ 7.0 フィジカルを活かしてのポストプレーや動き出しで活躍

ムリエル 6.5 スピードとドリブルで貢献

パシャリッチ 7.0 中盤の作りとクロスへのヘディングで貢献

ルッジェーリ 6.5 ずっとサイドで押し込み、攻撃で貢献

エデルソン 6.0 捌きで貢献

デローン 6.5 捌きで大きく貢献

ザッパコスタ 7.5 ずっとフリーだったのもあるが、攻撃で大きく貢献

スカルヴィーニ 6.0 特別良かったわけでもないが、やられていたわけでもない

パロミーノ 6.0 特別良かったわけでもないが、やられていたわけでもない

トロイ 6.0 特別良かったわけでもないが、やられていたわけでもない

ムッソ 6.5 安定していた

 

Pザネッティ 5.0 守備が機能していなく、脆すぎた。それならそれで攻撃に振り切るか、守備に徹するか振り切るべき

カプート 5.0 動き出しでの貢献は見せたが、スピードの衰えは深刻

サトリアーノ 5.0 仕事はできなかった

バルダンツィ 7.0 あらゆるところでボールを受け、パスでの捌きとドリブルで攻撃を牽引

ファッツィーニ 5.0 若いから仕方ないが、攻守で良くはなかった

アクプロ 6.0 運動量豊富に頑張っていた

グラッシ 5.0 良くはなかった

パリージ 6.5 攻撃で貢献

ルペルト 5.5 よく耐えてはいた

ウィンター 5.5 よく耐えてはいた

エブエイ 6.0 得点したことは良かった

ペリサン 6.0 良いセーブもしていたが、安定していたかと言われると微妙

 

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