セリエA第14節 ACミランvsエンポリ -戦術選択の失敗-

 

2024年11月30日

セリエA第14節

ACミランvsエンポリ -戦術選択の失敗-

監督:フォンセカ ダヴェルサ

 

ACミラン

433

          モラタ7

  レオン10             ムサ80

   ラインデルス14     プリシック11

         フォファナ29

Tエルナンデス19(C)  ティアウ28 ガッビア46 エメルソン22

          メニャン16

 

前節からロフタスチーク⇒プリシック。

 

ベンチは、トモリ、パヴロヴィッチ、カラブリア、ロフタスチーク、チュクウェゼ、エイブラハム等。

 

エンポリ

3412

     ペッレグリ9 コロンボ29

        ヘンダーソン6

ペッツェッラ3  マレフ93  アンジョリン8   ギャシ11

   ヴィティ21 イスマイリ34(C) ゴグリチーゼ2

        バスケス23

 

3412は良くない。

 

また、この二人の2トップではスピードやドリブルが足りなくて機能しないと思うが。

 

【0~15分】

 

ミランはハイランハイプレスでポゼッション。

 

エンポリはミドルブロック&プレスでカウンター。

 

ミランがボールを持つ展開。

 

エンポリは3412で守るため、中盤に(ラインデルス、プリシック、レオンに)スペースを空けてしまっている。

 

攻撃においても守備においても普通に352で良いと思うが・・・

 

ミランが圧倒的に優勢に進める。これではエンポリは厳しい。

 

ラインデルス、プリシック、レオンに簡単に前を向いてボールを持たれたら、やりたい放題にされてしまう。

 

【15~90分】

 

19分、ショートカウンターからレオンのシュートのこぼれをモラタが決める。1-0

 

44分、クロスのこぼれをラインデルスが決める。2-0

 

69分、カウンターからラインデルスが決める。3-0

 

試合終了

ACミラン3-0エンポリ

 

エンポリはちょくちょく戦術を変えているが、今回の3412は良くない。

 

ミランは433に変え、だんだんと選手に合わせた戦術にカスタマイズしてきているため良くなっているが、最高に良いというわけではない。

 

・アドリの放出、ベナセルの長期離脱、それによりフォファナがアンカーを務めることによって、守備は良いとしても、攻撃面でレジスタがいた方が良いため、微妙。

 

・ロフタスチークを上手く使えていない、

 

・プリシックをインサイドハーフで使っていること(433にしていること)は評価できるが、そうすると右WGが物足りなくなる。

 

・433に変えることによって守備が良くなってきているが、まだまだ。また、433に変えたことは評価できるが、守備を442でやっている試合がある。

 

等が良くない点である。

 

433に変えたことや、レオンの使い方を試行錯誤しているという点は良い。

 

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